一石二鳥のリサイクル器
タイに暮らしているとつくづく日本のゴミ分別は徹底しているなぁと思う。
たまに里帰りするとゴミ一つ正しく捨てられない自分にガックリ。
ここでは紙もプラも生ゴミもごちゃ混ぜ。袋を分けても1台の収集車が
まとめて持っていくので、何ともやるせない気分になるのです。
そんな折、自然の力で生ゴミを肥料にしてくれるリサイクル器を知り、さっそく購入。
素焼き製で直径30センチ、高さは25センチくらい。
野菜や果物の皮、魚の骨、卵の殻などを細かくきざんで水気を抜き、コンポストと混ぜるだけ。電力などは一切不要、適度に陽が当たってあまり湿気の多くない場所に設置します。
収集に出す生ゴミは激減し、心配していたニオイも気にならないレベル。
植木もよろこび、何よりもリサイクルしている実感が気持ちよく、生ゴミ係を楽しんでます。(笑)
さらに思わぬ副産物も。1つ目はアメリカミズアブの幼虫。 初めて見た時はその多さにギョッとしたけれど、調べたらニワトリや魚のエサとしてすごく栄養バランスが優れているのだとか。
釣り好きの友人にあげたらよろこんでくれました。
2つ目は生ゴミに混ざっていた野菜のタネが発芽して実をつけたこと。
最初は何の植物か分からず、実がなってからのお楽しみに。
わが家の生ゴミリサイクルをご紹介しました。
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