2020バジル栽培履歴【終了】
◇栽培面積
10号くらいのポット60鉢
◇品種
スイートバジル(タキイ種苗)
◇播種
2020/8/4
培土:たばこ専用子床 若夏(九州エスエムシー株式会社)
◇定植
2020/9/9
→スタークル粒剤 1〜2g/株 植穴処理
【殺虫剤】スタークル粒剤
■有効成分:ジノテフラン・・・1.0%
■毒性:普通物
■作用機構分類:IRAC 4A[ジノテフラン]
■適用内容:しそ
マデイラコナカイガラムシ
2g/株(但し、10a当り25kgまで) 定植時植穴土壌混和 3回以内 (定植時の土壌混和は1回以内、散布2回以内)
★Point
・作用機構:ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR) 競合的モジュレーター 神経作用 4A ネオニコチノイド系
=昆虫の神経伝達系に作用して麻痺を引き起こすことにより殺虫します。同じ農薬または同じ系統(4A ネオニコチノイド系)の農薬はなるべく重複して使用しないことで、同類の農薬が効かない(耐性・抵抗性がある)害虫に進化することを妨げられます。
・浸透移行性・残効性があり効果が高い
=定植時に処理すると、ダメージを受けやすい小さな株の状態でも長期間保護することができ、農薬の使用回数を削減できます。
・バジルでの適用はありませんが、同じシソ科のしその適用に倣いました。スタークル顆粒水溶剤の散布濃度がバジル、しそともに同倍率のため、安全性の面からも使用可能と判断しています。
・普通物のため哺乳類への安全性が高いことはもちろん、魚類・鳥類・天敵などへの安全性も高く、効果の割に環境にもやさしい農薬だと思います。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
※スタークル粒剤/顆粒水溶剤とアルバリン粒剤/顆粒水溶剤は全く同じものだそうです。
◇元肥
伊良部堆肥センター 豊作堆肥1号 15kg
※露地の土に混和して鉢土に使用しています。
◇農薬
基本的にべと病との闘いです…
同じ農薬の使用回数は「@0」の形で記載(使用回数制限のない薬剤は記載しません)
・8/30 べと病予防
→Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
【殺菌剤】Zボルドー水和剤
■有効成分 :塩基性硫酸銅・・・58.0%(銅32.0%)
■毒性:普通物
■作用機構分類:FRAC M1(多)[塩基性硫酸銅]
■適用内容:野菜類
べと病 500倍 散布 使用回数/時期制限なし
★Point
・作用機構:多作用点接触活性 無機化合物 M1銅=植物体上に薄い被膜を作り、そこから徐々に放出される銅イオンにより、作物を病原菌より保護してくれる。植物体上に薄い被膜を作り、そこから徐々に放出される銅イオンにより、作物を病原菌より保護してくれる。
・耐性菌出現リスクが低く、既存剤に対する耐性菌に対しても有効。
・日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる。
・使用時期・回数の制限がないので、こちらをメインに定期的に予防散布していきます。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
【特殊展着剤】アプローチBI
■有効成分:ポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル・・・50.0%
■毒性:普通物
■適用内容:殺菌剤 野菜類
5〜10ml/10L 添加
★Point
・植物表面をぬらす力に加え、植物中に薬剤をしみこます力を備えた機能性展着剤(アジュバント)。薬剤をしみこます事により(1)薬剤の効果向上(2)残効性の長期化(散布回数の軽減)などの効果があります。
・植物の表面のワックスを溶かさないので、展着剤そのものの薬害がない。
※アミスター20フロアブルやシグナムWDGなど、ストロビルリン系の薬剤と混ぜると薬害が出る恐れがあるので、使用しないように気をつけています。
・薬剤の浸透性が高まっても、残留性が高まることはないようです。
・製薬メーカーの方曰く、「ヘタクソでもちゃんと防除できる」。作物全体にムラなく丁寧に散布しなければ十分な効果が得られない薬剤でも、この展着剤を添加すれば勝手に隅々まで広がってくれるよーということらしいです(個人の意見ですが…)
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・9/12 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・9/20 アミスター20フロアブル 2000倍 散布(@1)
【殺菌剤】アミスター20フロアブル
■有効成分 :アゾキシストロビン・・・20.0%
■毒性:普通物
■作用機構分類:FRAC 11(C3)[アゾキシストロビン]
■適用内容:バジル
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内
★Point
・作用機構:呼吸 C3:複合体III ユビキノール酸化酵素 Qo部位 QoI殺菌剤 (Qo阻害剤)
=病原菌細胞におけるミトコンドリア内の電子伝達系に働き、呼吸を阻害します。
・シメジ(マツカサキノコ)の一種である食用きのこから発見された天然生理活性物質(ストロビルリン類)に由来する殺菌剤。
・収穫前日まで使用できるのがポイント!
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・9/22 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・9/25 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・9/28 シグナムWDG 2000倍 散布(@1)
【殺菌剤】シグナムWDG
■有効成分:ピラクロストロビン・・・6.7%/ボスカリド・・・26.7%
■毒性:普通物
■作用機構分類::FRAC 11(C3)[ピラクロストロビン]/FRAC 7(C2)[ボスカリド]
■適用内容:バジル
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内
★Point
・2つの成分ストロビルリン系の「ピラクロストロビン」とカルボキサミド系の「ボスカリド」を混合した殺菌剤。
異なる作用性の2つの成分が、病原菌の呼吸とエネルギー代謝を妨げ野菜作りの悩みの種である幅広い病害を“ダブルブロック”してくれる。
・2つの有効成分はともに作物の葉の内部へ浸達するため、残効性、耐雨性に優れ、効き目が長持ちします。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・10/1 アミスター20 2000倍 散布 (@2→終了)
・10/6 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・10/11 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・10/13 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・10/17 Zボルドー水和剤 500倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・10/20 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
【殺菌剤】コサイド3000(銅水和剤)
■有効成分 :水酸化第二銅・・・46.1%(銅30.0%)
■毒性:普通物
■作用機構分類:FRAC M1(多)[水酸化第二銅]
■適用内容:野菜類
褐斑細菌病,黒腐病,軟腐病,斑点細菌病
2000倍 散布 使用回数/時期制限なし
※バジルのべと病の予防に効果が認められるか、Zボルドーの使用と比較して検証します。
★Point
・作用機構:多作用点接触活性 無機化合物 M1銅
=Zボルドーと同じ有効成分の薬剤ですが、その微粒子が作物表面にムラなく均一に広がるため、散布液の痕が作物に残りにくい。
・粒子を細かくし、体積あたりの銅イオンの溶出効率を改善したことで少ない量の有効成分からでも十分な殺菌効果を発揮する。
そのため、土壌への銅の蓄積を最小限に抑え、持続的な農業をサポート。
・日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる。
・使用時期・回数の制限がない上、Zボルドーに比べて薬痕もかなり少ないので、今後はこちらをメインに定期的に予防散布していきます。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・10/25 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・10/29 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/2 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/8 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/12 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/14 ランマンフロアブル 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)(@1)
【殺菌剤】ランマンフロアブル(シアゾファミド水和剤)
■有効成分:シアゾファミド・・・9.4%(w/w)[10.0%(w/v)]
■毒性:普通物
■作用機構分類:FRAC 21(C4)[シアゾファミド]
■適用内容:バジル
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内
★Point
・予防効果主体の薬剤ですが、胞子(遊走子)のう形成阻害作用に優れ、次世代の菌密度を効率的に抑えます。その結果、未感染葉(上位葉)への病害進展を防ぎ、予防効果を超えた優れた防除効果を示します。
・新規な化合物グループ(シアノイミダゾール)の殺菌剤。既存薬剤(フェニルアマイド系、ストロビルリン系)が効きにくくなった耐性菌にも優れた効果を示し、耐性菌管理に有用な薬剤です。
→実際、アミスター20フロアブルの効果が低い時も、ランマンフロアブルは効きました(治療効果もあると感じます・個人の感想ですが)。
・残効性に優れ、他薬剤の混用も可能・有用昆虫への影響も少なく、人畜・魚介類に対しても極めて優れた安全性。
→個人的にはバジルのべと病には一番効くと思っています。値段もそこそこするし2回しか使えないので、広がってしまったときの最終手段!
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・11/18 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/21 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/25 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・11/29 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・12/4 コサイド3000 2000倍+展着剤+キチン酵素1000倍)
・12/8 コサイド3000 2000倍/アニキ乳剤 (@1)2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・12/9 サフオイル乳剤 300倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
【殺虫剤】サフオイル乳剤(調合油乳剤)
■有効成分 :調合油(サフラワー油および綿実油の合量として)・・・97.0%
■毒性:普通物
■作用機構分類:物理的作用
■適用内容:野菜類
コナジラミ類
300倍 散布 使用回数/時期制限なし
※ミニトマトの防除時、コナジラミの逃げ込みがあるため、同時に散布しました。
★Point
・物理的に作用(薬剤が害虫の気門を塞ぐことによって効果を発現)する剤であり、抵抗性が発達するおそれが殆どないので連続散布が可能。
・既存の薬剤に対して抵抗性の発達したハダニ類およびコナジラミ類にも効果を発揮。
・殺卵活性も認められ、ハダニ類およびコナジラミ類の全発育ステージに対して有効。
・天敵や訪花昆虫に対する影響が小さく、IPM(総合的病害虫管理)に適している。
・有効成分は食用の植物油なので安全性が高く、収穫前日まで散布可能。
・日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる。
・散布液が直接かからないと効果がないため、丁寧な散布が必要。
(引用・参考:OATアグリオホームページ)
・12/14 ランマンフロアブル 2000倍 散布(@2→終了)
・1/2 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/6 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/10 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/15 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/19 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/24 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・1/30 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/3 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/6 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/10 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/14 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/18 サフオイル乳剤 300倍/コサイド30000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/22 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・2/27 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/4 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/8 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/13 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/15 エコピタ液剤 100倍 散布
【殺虫・殺菌剤】エコピタ液剤(還元澱粉糖化物液剤)
■有効成分:還元澱粉糖化物・・60.0%
■毒性:普通物
■作用機構分類:物理的作用
■適用内容:野菜類
コナジラミ類、ハダニ類
100倍 散布 収穫前日まで 使用回数/時期制限なし
※ミニトマトの防除時、コナジラミの逃げ込みがあるので、同時に散布しました。トマト・ミニトマトの適用が100~200倍のため、それに合わせた希釈倍率で調剤、使用しています。
★Point
・食品(還元澱粉糖化物)が有効成分。日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用できる。
・物理的に作用(薬剤が害虫の気門を塞ぐことによって効果を発現)する剤であるため、薬剤抵抗性を発達させるおそれがほとんどないと考えられます。
・散布液が直接害虫にかからないと効果がないため、丁寧な散布が必要。
→散布後は、なんともいえないベタベタと合成のりのような臭いが残るので、収穫が近い場合はなるべく使いません。
(引用・参考:協友アグリ株式会社ホームページ)
・3/18 エコピタ液剤 150倍 散布
・3/19 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/24 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/27 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/29 サフオイル乳剤 300倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・3/31 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・4/4 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・4/5 サフオイル乳剤 300倍/コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・4/7 シグナムWDG(@2→終了)/コサイド3000 各2000倍 散布★薬害あり(葉先色抜け)
<薬害発生の考察> ※あくまで個人の考察です。
シグナムWDGは浸透性の強い薬剤のためか、銅水和剤と一緒に散布すると薬害が出ることがあるようです。
もともと薬害が出やすい薬剤と認識していたので、アプローチBIは添加しなかったのですが…酷くなったべと病をどうしても止めたくて、混用してみました。うーん、勉強になりました!
→その後は薬害の出た枝葉を丁寧に剪定して、復活しています。シーズン終盤だったので、影響が少なくてよかったです。
・4/9 コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
・4/13 サフオイル乳剤 300倍/コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
ここからは、シーズン終盤に必ずといっていいほど、どこからともなく大量発生する、ハスモンヨトウ対策です↓↓↓
・4/21 デルフィン1000倍/カスケード乳剤 4000倍(@1) 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
【殺虫剤】兼商デルフィン顆粒水和剤(BT水和剤)
■有効成分:バチルス チューリンゲンシス菌の生芽胞及び産生結晶毒素(BT) ・・・10.0%(力価として 1000 B.m.y 単位/mg)
■毒性:普通物
■作用機構分類:IRAC 11A[バチルス チューリンゲンシス生菌と殺虫タンパク質生産物]
■適用内容:野菜類
オオタバコガ、ハスモンヨトウ、ウリノメイガ、アオムシ、コナガ、シロイチモジヨトウ 1000倍 散布 収穫前日まで 使用回数/時期制限なし
★Point
・害虫への効果の発現がはやく、散布後すぐに食害を抑制。
・農薬使用回数にカウントされません(日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用できる)。
・天敵類や蜂に影響がなく、害虫の異常増殖(リサージェンス)の心配がない。
→チョウやガの幼虫にすごく効く下剤のような感じで、お腹を壊してそれ以上食べられなくなるという感じでしょうか。ちょっと整腸剤のような臭いがします。値段が少し高めですが、安心して使用できて効果が高いので、信頼しています。
(引用・参考:アグロ カネショウ株式会社ホームページ)
【殺虫剤】カスケード乳剤
■有効成分:フルフェノクスロン・・・10.0%
■毒性:普通物
■作用機構分類:IRAC 15[フルフェノクスロン]
■適用内容:バジル
マメハモグリバエ、ハスモンヨトウ 4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内
★Point
・キチン質合成阻害の昆虫生育阻害剤であり、幼虫の脱皮阻害作用と雌成虫処理による産下卵ふ化抑制という特異的な殺虫作用を持つ。
・遅効性だが、残効性に優れる。
・通常の使用方法では天敵や授粉昆虫への影響が少ない。
→散布直後の幼虫たちはピンピンしているのでちょっと不安になりますが、次の日にはしっかり、亡くなっています。
また、散布直後は石油系の強い臭いがありますが、通常3日ほど経てば臭わなくなります。薬痕は少し残りやすいです。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ)
・5/8 カスケード乳剤 4000倍(@2)/コサイド3000 2000倍 散布(展着剤アプローチBI 2000倍 添加)
◇追肥
2020/9/1開始・5〜7日間隔
・高級有機液肥6.5シィー・プロテイン(喜多組商事株式会社)
1000倍灌注+葉面散布
・有機入り液肥はつらつ(琉球肥料株式会社)
1000倍灌注+葉面散布
基本的に液肥は標準500倍希釈のものを1000倍に薄めて、こまめに施すようにしていましたが…
元肥の切れるくらいのタイミングで急に病気になりやすくなってきたので、そのあたりから液肥を濃い目にこまめに与えるようにしたところ、樹がとても丈夫になったのか、病気にもなりにくくなりました。
(…今までの病気になりやすさは、私が無意識にバジルをいじめていたことが原因のようです…)
2020/10後半から・5~7日間隔
・くみあい液肥2号(琉球肥料株式会社)
300倍灌注
・高級有機液肥6.5シィー・プロテイン(喜多組商事株式会社)
500倍灌注
こちらを混ぜて、1株につき1Lくらい、なるべくゆっくり、たっぷりあげます。
天気がよければ追肥から追肥の間に、水やりも。
今シーズンの多くの時間をバジルの水やりに費やしました…。
肥料が切れる前に与えることを徹底しないと、すぐに病気になるような感じでしたね。
逆に天気が悪い時(12月は最悪でした)は、ほとんど追肥せず。
銅水和剤と一緒に、薄めの葉面散布のみで対応していました。
11月後半、鉢の外に細根が伸び始めたので、鉢の周りの土に有機質肥料を混ぜ込みました。
11/25
・糖蜜入りマルイ有機(マルイファーム株式会社)
・バイオ・リン(宮古総合実業高校)
液肥も鉢だけでなく、乾燥を防ぐ意味も込めて外側の土にもあげる必要が出てきました。
ますます水やりに時間がかかるようになり、自然と上腕二頭筋も仕上がっていきましたとさ!笑
◇ぷるんとした理想的な姿を維持するために
水分や肥料が足りていないと、こういうぷるんとした葉っぱになりません。
葉っぱがまっすぐ平たいときや、逆に反っているようなときは、どちらかが足りていないことがほとんど。
逆に多すぎても、病気になるし、なんだかでろーんとして、ごわごわした葉っぱになってしまう。味にもえぐみが出てきます。
あとは光(照度)を確保しつつも、お昼前後の直射日光を避けないと、葉っぱが硬くなってきます。
※特に水やりガマンの日(少し足りてないけど、明日までもちそうかな…という日)は、お昼前後の直射日光に当てないように気を付けていましたね(遮光ネットを使用していました)。
私が気を付けていたことは、
・肥料が足りなくなる前にあげること。
・水は土が乾いてきてから、一度にたっぷりあげること。ケチらない。
・水やりは朝露がとんでから。10時くらいがベスト。
・5日に一度は銅水和剤散布(べと病予防・ハダニ予防・乾燥予防)。
・基本は日向に。昼前後の直射日光には注意。
・葉っぱの形が悪くなってきたら、迷わず切り戻す。
こんな感じですかね…。
次のシーズンはもう少し水やりの手間を減らせるといいな…
(最終更新:2021/8/30)
農作業は継続あるのみ。体が少し楽になる農具を買ったり、育てやすい品種の種を買ったり、役立てさせていただきます🌱 サポート金額に応じて、私の作った農産物でお返しもしていきたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いします😊