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カルマの解消

先日のゲリーさんの個人セッションで、カルマはもうないね、と言われた私。

今世で解消したカルマは何だったのか、大体わかった。

幼い頃から、自分の人生のテーマは家族だと思っていた私。

ずっと、両親がいることに違和感を抱いていた。私には親がいない、ということの方がとても自然に感じた。

きっと理由は、直近の前世で寺に出されたからだろう。
寺では奴隷のような扱いを受けていたらしい。

寺に出された私は、親を恨んだ筈だ。愛されていないと悲しんだのだろう。

親に愛されていない。というのがカルマになって、今世に持ち越された。
前世で私を寺に出した母親は、今世でも私の母親だ。

私の母親は、私への愛情は薄かったけれど、衣食住を与えてくれた。

私が欲している愛情のレベルには達して無かったけれど、確かに私を愛してくれていた。

今世では私を捨てなかった。

それがわかったから、カルマは解消されたのだろう。

これがわかるまでは、本当に苦しかった。

母親からの愛は、彼女のエゴと一緒に出ていたからだ。

「何であんたはお母さんの言うことがきけないの」
「あんたには裏切られてばかり」
「本当にどうしようもない」

言われる度に傷ついた言葉の数々。
傷ついたと伝えれば
「あんたは本当に大袈裟なんだから」と言われる。
どのぐらい私が傷ついているのかを知って欲しくて、
私も言葉で母親を傷つけた。
「親に何てことを言うの」と言う母親。

何度も衝突して、私は疲れた。
死にたいと感じたときもある。
もう終わりにするべきだと思った。

だから、もらった小さな愛を胸に、
「もう一生、理解は求めない」と誓った。

母親を傷つけたい訳じゃないから。

私という人間を理解して欲しかったけれど、もう諦めた。駄々をこねるのはやめた。

今は、私のことを理解してくれる夫もいるし。
ゲリーさんも、理解をしてくれた。

それで十分。

孤独で卑屈な内なる子どもを受け入れて、あたためていくよ。

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