【効果的な暗記法#2】ライトナーシステム
前回は,暗記するために大切なことは「想起」であるということを紹介しました。
今回は,その第二弾ということで,想起のタイミングとライトナーシステムについて紹介します。
想起のタイミング
「なんだったっけな」と思い出す経験(想起)が,その思い出す対象を覚える必要性を脳が感じ,記憶に定着していくということでした。
このことから,
大切なのは
「完全に覚えている段階で復習する」のではなく,
「忘れてしまったであろう段階で復習する」
ということが大切です。これを分散学習と呼んだりします。
ライトナーシステム
そこで、一度記憶に定着したら、忘れたころに復習するというシステムとして役に立つのが「ライトナーシステム」です。このライトナーシステムはSangmin Ahnさんがnoteに詳しく紹介しているのでそちらを見てもらえれば良いかと想います。
覚えていないものは、毎日くり返して復習する(box1)。一度覚えたものは、3日後などに復習するbox2に移動し、3日後にテストし、ダメならbox1に戻して再度、合格であれば、1週間後に復習するbox3に移動するということで、覚え切れていないものを重点的に復習することができます。
想起を利用したシステムとしてオススメです。
参考資料
2021年3月から長泉町にある個別指導の学習塾「濱塾」を経営している高濱と申します。教育に関する情報を発信していきます。