【つぶやき】9月9日「みんなで作っていく『家族』」

先日、兄の誕生日のお祝いに、
家族4人でホテルで食事をした。

本当にくだらない話をして笑ったり、
ビュッフェに並べてあったこのおかず美味しいからとりに行っておいで!と情報交換したり、
食べすぎて放心状態になって無言になったり。

帰りは車でみんなで帰って、
渋滞に巻き込まれたけれど、
母が「しりとりしよう!」と言った。

しかも語尾に絶対「ん」をつけなくちゃいけないルールで、
「ん」の一文字前の文字が次の言葉の頭にこなくちゃいけない。

お腹いっぱい料理を食べてハイボールを飲んだ後の私たちには
なかなかむずかしいゲームだった。

でも結局盛り上がりすぎて1時間くらい続いたところで帰路に着いた。


楽しかったなあ。

すごく楽しい時間だった。


明日いきなり災害が来るかもしれないし、
病気になっちゃうかもしれないし、
みんなが突然バラバラになってしまうかもしれない。

そういうことを考えると、
4人で過ごすこの時間が本当に貴重で、
全部が、
尊かった。


みんな仕事に、人間関係に、と疲れていたと思う。
でも「家族みんなでこの時間をいい時間にしよう」という意識が、
ただみんなでご飯を食べるだけの時間を貴重な宝物の時間にしてくれた。


家族はそこに最初からあるものじゃなくて、
作り上げていくものだと、
つくづく感じた。



家族といえど、みんな違う。

親と子の関係でも、
親は一時的に子を社会から預かっていて、その子を社会に立派に送り出すのが親の使命、
というスタンスで私と兄のことを常に尊重してくれた両親には感謝が尽きない。

私には三つ上の兄がいるが、
私も兄も、相当個性強めな子供だったこと間違いない。

本当に、「尊重」という言葉が一番しっくりくる気がする。
もちろん、人様に迷惑をかけること、誰かに嫌な思いをさせてしまう言動については、とても厳しく躾けてくれた。
(今もなお、直しきれていない短所については注意してくれる)

尊重と調和。

よく、「まやの家族、仲がいいよね」
と言ってもらえる。

とても嬉しい。

それは、

多分、家族みんなが、みんなで「いい家族を作っていこう!」という気持ちでいるからだと思う。


日常の一つ一つがいつ終わるか、わからない。

「感謝」という気持ちでまとめていいのかわからないけれど、

私の今の心は、

じーん
しみじみ
ぽわぽわ

って感じ。

カフェの経営もそうだし、家族もそう。
深く、感謝できる人間になりたい。







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