悔しさを次に繋げる年長児がすごい
先日,運動会の練習がありました。幼稚園の運動会の練習です。
私は今年長を担任しているのですが,年長さんがすごいなと思ったので共有させてください。
紅白リレーをしていました。序盤は白チームが圧倒的に強く,1週差をつけていました。しかし,終盤になり,赤チームが追い付いてきて,最後には追い越してしまいました。
これが本番に起きていたらドラマだなあと思うような展開です。
赤チームは喜びにあふれていましたが,白チームはチーン・・・。悔しくて泣き出してしまう子もちらほら。私はそこで,泣くということはそれだけ本気でやっていたということだよね。本気になれる人ってかっこいいよね。とだけ,全体の前で声を掛けました。
本気になれるってすごいなとも思いましたが,本当にすごいなと思ったのはここからでした。
ある子が,「次は負けないように練習すればいいんだよ。」と言い出したのです。他の子も「そうだね!みんなで特訓をして次は勝とうね!」「がんばるぞ!!」と続きます。
これを年長児が言えるのがすごくないですか??
私は感動して,「みんなで練習しようって思ったの!?すごい!すごすぎる!!」と褒めまくりました。
悔しさで涙を流す,まではあるあるの光景ですが,だからこうしようと行動を起こそうとするのは,なかなか子どもたちにできることではないのではと思います。
これは先週の話。さて,今週ああやって言っていた子たちがどうするのか,また見守っていこうと思います。楽しみだなぁ。