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はまぐりの勉強部屋

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メンバー向けのコラムです。算命学を学んでいるなら知っておきたい教養や雑学、鑑定に活かせる知識やテクニック、他にもはまぐりが語りたいことを好き勝手に語ります。
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#算命学

「現実を見る」とはどういうことか?

ボクはよく「算命学を学ぶなら宿命以上に現実をよく見てください」と言っています。 「現実をよく見る」ってどういうことでしょうか? ボクの「算命学の学校」の講座で生徒さんにお話していることの一部を簡単に紹介します。

算命学を仕事にしたい人へのアドバイス

今年に入ってから、ボクの「算命学の学校」の生徒さん3名が偶然ですがほぼ同じ時期に鑑定士としてのお仕事を始めました。また、先生として算命学教室を始める準備をしている生徒さんが2名いらっしゃいます。 目的は皆さん様々で、これからお仕事として本格的にやっていきたいという方や、鑑定の経験を積むためという方もいらっしゃいます。 このような生徒さん達には、鑑定士としてのトレーニングや集客方法、テキスト作りのアドバイスをしています。 そこで今回は、これから算命学鑑定士として活動してい

そもそも算命学とは何なのか?

算命学はつかみ所がないというか、手応えが得にくく、目的や目標を失いやすい学問かもしれません。特に独学で学んでいるとすぐに迷子になります。 鑑定練習ドリルの読者さんからも以前「算命学の勉強も、独学の中どれが正解か、達成感、充実感が味わえません。」というコメントを頂いたことがあります。 いろいろ学んでいても、いつのまにか「それが何のためなのか?」「これで何が分かるのか?」が見えなくなり、惰性で技法の知識だけが増えていきがちです。 なぜでしょう? 初めて算命学に出会った頃の

「鑑定で大切な技法の扱い方」

鑑定するとき、まず何をしますか? とりあえず一通り命式を出してから、守護神法、位相法、格法、干支法、局法などなど、片っ端から該当するものはないか確認しますか? 算命学ソフトを使っている方は、これらの情報が一覧となって表示されますが、その情報をどう扱っていますか? 今回は「鑑定で大切な技法の扱い方」についてお話します。

多くの人がやらない最も効果的な勉強法

算命学に限らず、勉強にはコツがあります。 もちろん人それぞれ向き不向きがあるので「これが絶対!」という普遍的なことは言えないのですが、それでも多くの人に効果のある勉強法は、やっぱりあると思います。 逆の話をすると、多くの人にとって効率の悪い勉強のやり方もあると思うのです。 例えば「教科書を読み返す」、「講座の録音を繰り返し聞く」などです。 なぜこのやり方は効率が悪いのか?

人体図を読む技術を身につけるための修行法

人体図を読む技術はテキストの知識ではなく「観察と考察」を繰り返すことで「経験」を積み「感覚」を磨くことで得られます。 感覚で扱う技術において、知識はあまり意味がありません。 つまり・・・ 調舒星の性質は・・・ 禄存星が意味する人物は・・・ 孤星や要星の考え方は・・・ 局法の意味や特徴は・・・ ・・・このようなことを知識として知っていることにあまり意味がないのです(もちろん参考にはなります)。

天の川から家相へ

十二支盤ってあるじゃないですか。十二支を丸く並べた時計の文字盤みたいなやつです。 「算命学者のための教養としての天文学」という記事の中で、その十二支盤を使って鬼門と黄道の関係についてお話しました。 今回はここに天の川を加えて、その意味について考えてみましょう。

算命学者のための教養としての天文学

算命学って、実は「東洋占星術」なんて言われることがあるのをご存じですか? 占星術、つまり星占いです。 同じ星占いでも西洋占星術とは違って、算命学では惑星や太陽、月の動きに加え、地上での季節の変化も考慮しています。天と地を合わせて人を解釈するのが算命学です。 ・・・とはいえ、算命学も占星術のひとつだと言うのですから、それを扱う私たちもせめて最低限の天文学の知識は持っていたいものです。陰陽師として知られる安倍晴明も、天文博士という役職に就いて天体の運行を記録していたそうです