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『福田村事件』映画の中に私がいた。
私が書いた『福田村事件』の映画レビューが、ウェブサイト「CORECOLOR」で公開された。
映画をすでに観ていた友人が、このレビューを読んで、感想をくれた。
「私は、竹やりを持った人の中に、自分がいたよ。興奮して殺してしまう側にまわりかねない性格なので、冷静で落ち着くことが大切だと改めて噛み締めたね。」と。
人によって投影するキャラクターが違うのは、興味深い。
映画は、被害者、加害者、傍観者と、さまざまな角度からストーリーが描かれていく。
どこか一方の視点に偏っていない。
「この人納得してないな」
「あっ、奥さんを疑ってるな」
など、俳優の表情から見て取れるくらい、描写は丁寧だ。
その群像劇のエピソードが集約して、最後の福田村事件へとつながっていった。
自分はどこにいるか?
「100年前の出来事を自分ごと」にしてこの映画を鑑賞するのも、楽しみ方の一つと言えるかもしれない。
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