私の推し│おうち時間割ボード
「宿題した?」
「歯を磨いた?」
「お風呂入った?」
声がだんだん大きくなる私。
それを聞く時点で、「できていない」とわかっているのに…
「もう!まだやってないの?」と責める言葉を続けてしまって自己嫌悪。
そんな言い方ばかりしていたら、息子の自己肯定感が下がってしまうのに…と、息子が寝た後、反省する日々でした。
別に責めたいわけではない。
自分のことは自分でできるようになってほしいだけ。
親が口うるさく言わなくて、自分で準備ができる方法を探した。
一人で準備が苦手な子は、紙に書いて貼り出すなど「見える化」すると言いと本で読み、我が家が利用したのは「おうち時間割ボード」。
その名の通り、家の時間割表。
マグネットをひっくり返すと「できた」と色が変わるのが、子どものお気に入りです。
これを使って、まずは子どもと一緒にルール決め。
9時に寝るために、歯磨きの時間は?お風呂は?
最初は、いきなり一人で、時間管理はできなかった。
親の声掛けは必須。
時間になったら、「〇時だね、何する時間だっけ?」と、一緒にマグネットでやることを確認。
自らやることを終わらせたら「おっ、一人でできたね!」と声掛け。
そんなやり取りを、続けて、徐々に時間感覚が育ってきた。
言われる前に時間を見て準備ができる日が増えてきて、今、小学3年生の3学期で、マグネットなしでも生活できるようにようやくなった。
とてもとても長い時間がかかったけど、マイペースすぎる子も、繰り返すことで、成長していくんだなと親も学びました。
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