みかんは余すことなく、皮まで使える! 体調を崩しがちな冬にオススメの「みかん風呂」を紹介
こんにちは! 愛媛県八幡浜市向灘(むかいなだ)地区でみかんを栽培する、濵田農園5代目の濵田直人です。これまでのブログでは、農園の紹介や収穫体験のレポートなどを紹介してきましたが、私からは日々の栽培の様子はみかんの豆知識をお伝えしていきます。
前回はおいしいみかんの食べ方を紹介しましたが、今回は「みかん風呂」についてです。
収穫作業が終わり、つい気が緩んでしまう12~1月。私は体調を崩しやすくなるのですが、皆さんは大丈夫ですか? みかん風呂は、そんな体調がすぐれないときにオススメです。
柚子やりんご風呂ならなじみのある方もいるかもしれませんが、みかん風呂はやったことがない方も多いと思います。今回は農家がやるみかん風呂をお教えします。みかんの皮って、すぐにゴミ箱に捨てていませんか?みかんは余すことなく、皮まで使えるんですよ。
香りだけでなく、目でも楽しめるのが魅力
みかん風呂をするときに用意するのは、みかん10個程度と乾燥した皮を入れるためのお茶パックです。個数については目安ですが、見た目を楽しみたい人はみかんを多めに、香りを楽しみたい人は乾燥した皮を多くしてください。お茶パックは洗濯もの入れなどでも構いませんが、タオルで包むのはみかんの匂いが出にくいのでオススメしません。
今回は、みかん10個のうち、5個をまるまるお風呂に入れます。残りの5個は乾かしたみかんの皮を使います(中身はおいしく食べました)。みかんの皮を乾かすためには少しめんどくさいですが、日陰で風通しの良い場所に3日~1週間ほど乾燥させてください。
そうして乾燥させたみかんの皮をお茶パックに入れてお風呂に入れると、みかん風呂の完成です! 今は色んな香りの入浴剤が普及していますが、香りを楽しめて、目でも楽しめるのがみかん風呂の魅力だと思います。私は年明けに余ったみかんを使って入るのですが、毎年「収穫もようやく落ち着いてきたな」と一息つけて、日々の疲れの癒しになっています。
皆さんも、日々の疲れやストレスを癒すのにみかん風呂を試してもらえると嬉しいです。あと、お風呂に入った後、そのまま入れたみかんを捨てるのはもったいないですよね。私たちはジャムに加工したり、冷凍みかんにしているので、こちらも試してみてください。
おまけ:山で収穫している時に撮影した写真が、海と山とみかんの木がうまく重なり、トンネルのように見えて印象的だったので、読んでくださった方にもお届けします。
濵田農園では、「日の丸みかん」で有名な八幡浜市でみかんの生産を始め、ジュースなどの加工品をお届けしています。愛媛県以外の方に向けては、オンラインストアも展開しています。ぜひこの機会に、自慢のみかんたちをご覧になってもらえると嬉しいです!
【ご案内】
濵田農園の紹介記事:https://note.mu/hamadafarm/n/nd6ba2f79a683
濵田農園オンラインストア:http://shop.kiwami-mikan.net/
編集:ローカルマガジン「おきてがみ」