取り憑いたものと仲良くする
なんだかヤバいタイトルになった。
最近、自分というものは何ともままならないものだと思う。
例えば今この瞬間、私は論文に集中したいのにできないでいる。さっきまであんなに集中して論文書いていたのに。あの集中力はどこへいったのか。トイレなんか行くんじゃなかった!
自分のことをコントロールすることはできない。集中力も、食欲も、睡眠も、やる気も恋心も。
絶好調の時も不思議な気持ちになる。「私なんで今こんなにテンション高いんだ?!何が起きたんだ?!」ってくらい元気になる時もある。それは突然やってくる。こわいこわい。
最近、それを「ちゃんと睡眠がとれたからかも」とか「昨日飲んだサプリが効いてるのかも」と理由を探すことがナンセンスな気がしてきた。
私のからっぽな体に、何かが取り憑いただけなんじゃないだろうか?と考えると楽しい。
さっきまでは「勉強好きの何か」に私は取り憑かれていて、すごい勢いで論文書いてたんだけど、トイレに行ったことで中身が「ぼんやりしている何か」に入れ替わって、今こうしてぼんやりしている。
この「何か」に取り憑かれた説を採用すると、私は頑張らなくて良くなる。勉強に集中するためにコンディションを整える必要もなく、元気でいるために休む必要もない。ただ、自分にとって良い「何か」がやって来るのを待つだけになる。
「勉強好きの何か」よ、早く戻っておいで。一緒に論文を書こうじゃないか。
そんなことをつぶやきながら、今私に取り憑いている「ぼんやりしている何か」と共に過ごしている。
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いや、やっぱりダメかな。待ってる場合じゃないかな。(どっちだ
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