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薬、効いているような

先日、カウンセリングを受けてから精神を安定させるような薬を飲んでいます。
ネット情報によると私が処方されている量は極めて少ないようだけど、それでも効いているみたいです。

緊急地震速報や雷の音で体が硬直し、全身にビリリと電気が走るような感覚がでるのですが、薬を飲んでからは治まっています。全身がぐったりするような不安で包まれることもないです。ドキッとはするのですが、体には反応がでなくなりました。
今までの私にとっての通常の反応が、普通ではないことにびっくり。みんなはいつもこんな状態なの?と。

薬を飲み始めて今は落ち着いてきたのですが、1週間ぐらいは気持ちが落ち込んだままでした。昨日から少し戻ってきた感じがあります。
先日は友達と食事もできたし、家族と近所のショッピングモールにも行けました。途中で疲れて休んだり別行動をしたりはしますけど。

家でも家事をするのは問題なし。家族の相手をするのはしんどいです。
普通の会話ならいいのだけど、機嫌が悪かったり良すぎてハイテンションだったりするとしんどいです。
できれば一日凪の状態でいたいと思ってしまう。

とってもわがままだなとわかってはいます。
でも無理をするのが怖い。
かと言って、こちらも「対応できません」と不機嫌になるのも違う。
こんな考えが沸くときに涙がでなくなったのが薬の効果ということでしょう。

時々、これってただの『わがまま病』なんじゃないかと思うことがあります。親としての覚悟、妻としての覚悟、大人としての覚悟を全て放棄した人。

映画『インサイドヘッド』で過去の宝物のような思い出から性格を作り出している島が登場するのだけど、あの島が崩壊したのを見て私は涙してしまった。
まさに今の私はそんな状態だと感じたからです。
過去の楽しい思い出や自己肯定感を上げてくれる出来事もすべてなかったかのような感覚になっているのです。
あれらはすべて無駄だったと感じたり、思い出しても自分の心が躍るようなこともなくなっています。

こんな大人になるはずじゃなかった。
こんな親になるなんて思いもしなかった。

現実は待ったなし。

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