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ACPマップ最新版(医療従事者向け)
混沌としたACPの略語を乗り切るためのACPマップをアップデート。
今までのACPマップでは理解がしやすいよう、略語を減らしていました。今回は医療従事者向けの資料のため、あえて略語で作成。今までのリビングウィルからAD、そこからACPが波及してきたことについてを述べるために各概念について、またEOLD、non-EOLDを分けて記載しつつ、ALPの概念まで包括して記載しています。
また、ALPの概
雨音の中で見つけた支え
六月の雨がしとしとと降る午後、有床診療所の院長である私は病棟のある一室に入った。雨音がガラス窓を叩きつける音が、静かな部屋の中に響いていた。80歳の女性患者がベッドに横たわり、窓の外を見つめていた。彼女の目には、深い憂鬱と諦めが漂っていた。そしてその動かすことができない手足は、雨の日だからかとても血色が悪く感じられた。
「何か気になっていることはありませんか?」私は静かに尋ねた。
彼女は長いた
「コロナでいつまで休んだらいいの?」 コロナの療養・待機期間一覧(20230403版)
クリニックへの問い合わせが多かったため、現時点での新型コロナの療養期間・待機期間について図に落とし込んでみました。
※あくまで目安です。実際には該当保健所の指示に従ってください。
印刷用のPDFもこちらに添付をしました、よろしければどうぞ!
ワクチンで助かった命について、考える
厚生労働省のアドバイザリーボードには、常に最新情報が提示されています。昨日のボードにやっと私の欲しい情報が掲載されました。それは
ワクチンでどれだけのいのちが救われたのか?
ということ。
打つリスク、打たないリスクで述べたように、
ワクチンを接種したことによってどれだけのいのちが救われたのかの情報はとても大事です。
まずは感染者。日本での7-8月の感染者の(ワクチンを接種だれもしてないと
コロナワクチンを打たないリスク
新型コロナワクチン、うつのか、うたないのか。
国は『努力義務』というけれど、新しいワクチンを打つことは何だか心配。
打たなければ、副反応なんておきない。
良かった、副反応が無くって…
と安心してよいのでしょうか?いえ、実は、
ワクチンをうたないことにより『ワクチンうたないリスク』が生まれるんです。
ワクチンをうたない=新型コロナに感染するリスクが高くなる。
「感染しても殆ど死なないから
今までのワクチンとの違いを教えてNote
えっ、違うの?
一般的なワクチンと今回のワクチン。実は今回かなり違う。
って知っている。
って聞いたことある。
・・・でも良く分からない。
・・・でも、分からないけど打たないといけないの?
ざっくり理解できるよう、出来るだけ簡単な1枚スライドにしてみました。
まず、1つずつみてみましょう。
一般的なワクチン(生ワクチン・不活化ワクチン)まず、一般的なワクチンはウイルスを増殖することから始め
認知症=病気ではない、たった一つの理由
認知症は、病気ではない
「認知症は病気である。だから、早く見つけて早く治療をしましょう!」
というフレーズ、見たことがありますよね。 このフレーズには2つの問題点があります。
1:早期治療が難しいということ
まず認知症を疑ったら病院へ、は間違っていません。認知症の状態を生む病気は多数あるからです。アルツハイマー型認知症だけでなく、甲状腺疾患、脳腫瘍、水頭症・・・などなど。治る病気ももちろん