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変わり続けなければ捨てられてしまう世界
「もっと色々提案すればよかった・・・」
こんにちは、ハマチです。
あけましておめでとうございます。
昨年はnoteの更新をコンスタントにはできませんでしたが、初の有料記事の公開など、個人的に飛躍できた1年でした。
皆様、拙いハマチの記事を読んでくださり、ありがとうございました。
さて皆様、お正月をいかがお過ごしですか?
ハマチの方は、慌ただしい12月を過ぎて、お正月はゆっくりしております。
いやぁ、12月は大変でした。疲れなのかなんなのか極度の眠気と戦っておりました。ただでさえハマチの仕事はわけわからん問い合わせと手間だけかかる単純作業の相手をしているというのに。
もうね、会社に行きたくない、ずっと寝ていたい。本を読みたい。やりたいことたくさんある、でも時間がない、仕事を辞めてしまいたくなる。12月はそんなことを考えている日々でした。
ハマチの周りにはご自身の名前だけを看板にビジネスをしている猛者がたくさんおります。
そんな人たちのご経験などを聞くのも好きですね。勤め人にはわからない世界なので。
そうは言いつつも不思議に思っていることがありました。
その人たちは既に安定しているというのに、もっともっと稼ごうとするのです。
例えば、サラリーマンながらも不動産投資で成功し、所有物件が満室万歳。毎月のCFが50万の人がいたとします。
毎月50万もお金が入ってくるのであれば生活していくには十分です。もう働かなくたっていい。
会社を辞めても問題ない。
なのにその人は仕事を辞めず、不動産の方ももっと拡大していこうとしています。
不動産に限らず他の事業をしている人も、です。
ハマチからすると、いやいや、今十分稼げているじゃんか。それなのになんでもっと多くを求めるの?大富豪にでもなるの?どうして現状に満足できないんだろうか。なんだか強欲だなぁ。
失礼ながら、そんな風に思ったこともありました。
なぜ彼らがもっと多くを求めるのか不思議でしょうがなかった。
でも最近、その理由がわかる出来事がありました。
ハマチは思い知ったのです。
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借金返済のため、お金を稼ぎたいハマチ。
副業を模索していたハマチに、知人からちょっとしたお手伝いをお願いされます。
仕事は知り合いからいただくもの。特に駆け出しの時は。
仕事って知り合いの輪の中で回っていると感じました。
そしてそれから数ヶ月経った今。
ハマチはその仕事をクビになりました。
クビって表現が合っているかわかりませんが、知人から「もうやらなくていい」と言われたのです。
やり方を総合的に見直す必要があり、その中でハマチにお願いしていた作業は不要になった模様です。
そう、今ある仕事が永遠に続くことなんてない、ただそれだけのこと。
世の中どんどん変化していきます。
今自分がやっていることが、この先ずっと変わらずにあり続ける保証はない。
それを体感できた出来事でした。
ああ、だから周りの事業主さんたちは、常に新しい可能性を模索し、己のビジネスを拡大し続けようとするんだな。
ずっと思っていた疑問が解決されました。というか、そんな当たり前のことに気がつけなかった自分が恐ろしく思いました。
「会社員は、そんなこと気にする必要ないもんね・・・」
稼ぐだなんだ口で言っても、結局は雇われ人としてぬるま湯に浸かったまま。
同じだ、仲間だ、と思っていた、周りの事業をやっている人は、遥か彼方の高みにいた。
自分はただ、与えられた仕事をこなすだけの木偶の坊だった。
「この仕事はいつかなくなるかもしれない」
そんな危機感を頭の隅に感じつつも、それを見ないようにしていた。
よくよく考えれば、依頼者に対してすごく失礼な話だ。
価値を提供し続けるための努力を怠ったのだから。
依頼人は変わっていこうとしているのに、ハマチはそれをしなかったのだから。
「やらなかったら仕事なくなるし、やっても仕事なくなるかも、こう言う世界だと思うよ。そこで結果出すためには常に修正、変わり続けないと、だから提案しなってずっと言ってる。」
とある人がハマチに言ってくださった言葉。
失って初めて、その言葉の重みを知る。
その人は、ハマチに「提案するんだ」とずっと言ってくださっていた。
もっとこうすればよかった、もっとああするべきだった。
後悔の思いが溢れ出す。
散々ツイートでもnoteでも、変わらなきゃ変わらなきゃと言ってきた。
そんなの口だけだった。
結局何にもできない自分。
簡単な講座ちょこっと受けて、本を1回読んで理解した気になり、周りに持て囃され、何者かになったつもりでいただけの自分。
何にも変わっちゃいなかった。
できないままだった。
何者でもなかった。
それでも、無情にも時間は過ぎていくし、失ったものは取り戻せない。
生きている限り、進み続けるしかない。
思い返せば、自分に何が必要なのか掘り下げもしないで、手当たり次第に飛びついていたように思う。
一旦、原点に立ち返ろう。
ハマチに必要なことはなんだろう。
どうなりたいんだろう。
ハマチだってもう若くはない。でもこれ以上止まることはできない。
変化し続けないと、捨てられてしまう世界にいるのだから。