230831 公園利活用とプレーパーク(#5)


あっという間に8月最終日。
今は戻りましたが、コロナにかかって味覚がなくなったり、プロスク集中講義があったりで激動の8月でした。

本日は公園の利活用とプレーパークの話。

プレーパークとは、各種団体では以下のように定義されています。

・横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/playpark/playpark-1.html
子どもたちが思いっきり遊べるように、極力禁止事項をなくし、自分の責任で自由に遊ぶことを大切にした活動です。

・NPO法人四街道プレーパーク
https://dongurinomori.net/about/playpark/
子どもが「遊び」をつくる遊び場です。
そこでは火を使ったり、地面に穴を掘ったり、木に登ったり、何かものをつくったり・・・。
(中略)
自分の「やってみたいと思うこと」を実現していく遊び場です。
さまざまな遊びが展開されていくので、変化しつづける遊び場ともいえます。
禁止するのではなく、いっしょに考えてやってみる。

公共空間は、みんなの場なので、ルールは必要。
しかし、それが行きすぎてしまい、ルールでガチガチになり、誰も使えなくなってしまっているのが、よくある公園です。URの団地の中も禁止事項だらけで耳が痛いです。

しかし、そういった公共空間を、子供の立場になって、子供の健やかな成長の観点から取り戻そうとしているのがプレーパークともいえます。

プレーパークが良いのは、「自分たちでこう使いたいから」という自分が使う発想があること。使わない人の意見はどうでも良いですが、使う人の意見なので、心がこもっています。

プレーパークは全国に広がりつつある活動で、実績もつくられてきています。
まずはプレーパークを実施する。次に、そのプレーパークの文脈を利用して、子供だけでない大人の活動も良いのでは?という流れができてきやすいのでは、という仮説を持っています。だって、公共空間はみんなの場なので、子供がOKなら大人だって良いはずです。

そうやって、本当に使いたい人が、自分がやりたいことを、もっと公園で実現できていけば、より良い公共空間になるのではないかなと思っています。

プレーパークから始まる公園づくりを模索中です。

今度、プレーパークの聖地と言われる世田谷プレーパークを見てくる予定なので、また感想を書きたいと思います。

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