【通訳案内士の静岡観光】Shimizu port 清水港
(The English descriptions are below.)
静岡と言えば、富士山、お茶、サッカーと思い浮かべるかもしれませんが、実は「清水港」というのが共通したキーワードになってきます。例えば、富士山と清水港というのは昔から浮世絵の題材として挙げられているし、近年では「日本三大美港」の一つになっています(他の二つは神戸港、長崎港)。明治初期、日本が鎖国から開国に移行し、多くの港から物が輸出されたのですが、静岡茶が世界に渡ったのはこの清水港からです。最後にサッカーですが、日本で一番多くのサッカーボールを輸入しているのは、清水港です。そのほかにもこの清水港の魅力はいろいろあるのですが…
実際に通訳案内で使ったものなので、現地にいる感じで見て頂ければありがたいです。
Shimizu port 清水港
You can see Shimizu port over there. Shimizu port is one of the three most beautiful ports in Japan, because it is located north of Miho-no-matsubara or pinewood beach in Miho and there is Mt. Fuji at the back of Shimizu port. Shimizu port is located in Suruga Bay which depth is 2500ms and it is the deepest bay in Japan. And pine wood beach has a function as a break water. Therefore, Shimizu port is suitable for huge ships to anchor. You can see tankers and cruise ships very often.
Shizuoka prefecture is famous for football or soccer. In J-league, which is a Japanese football league, 4 teams from Shizuoka prefecture belong. Shimizu port imports the no.1 volume of football in Japan.
There are many fishery ports in Shizuoka, too. The unload volume of bonito in Yaizu port is no.1 in Japan and the unload volume of Tuna in Shimizu port is also no.1 in Japan.
あちらに見えるのが清水港です。
清水港は手前に三保の松原、後ろに富士山があり、日本三大美港の一つと言われています(他は神戸港、長崎港)。
駿河湾の深さは2500mあり、日本一深い湾です。三保の松原は、外海からの波を打消す防波堤の役割をしています。この二つから、清水港は大きな船が寄港するのに適していて、実際、タンカーやクルーズ船が良く泊まります。
静岡はサッカーも有名で、日本のサッカーリーグであるJリーグには静岡のチームが4チームあります。(エスパルス、ジュビロは有名ですが、J3にも藤枝MYFCとアスルクラロ沼津があります。)清水港はサッカーボールの輸入量が日本一です。
静岡県には多くの漁港があり、焼津はカツオ、清水はマグロの水揚げ量が日本一です。
Ok, this is the question related to this Shimizu port.
What is the famous processed marine product in Shimizu city?
①Dried bonito flake
②Can of tuna and bonito
③Steamed fish paste
④Soup stock for noodles
さて、ここで問題です。
清水で海に関連した加工食品で有名なものは何でしょうか?
①削り節
②ツナ缶
③かまぼこ
④めんつゆ
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99% of tuna can (that includes bonito can) in Japan is made in Shimizu city. In Shimizu, you can find many tuna can factories. Usually, you can buy it at around 100 yen at supermarket. But some “premium” tuna cans cost 1200 yen. If you are curios, please try it.
日本の99%のツナ缶(カツオ缶含む)は清水で作られています。清水では多くのツナ缶工場を見ることができます。通常は、スーパーマーケットで100円ほどの価格で売られていますが、いくつかの“高級”なツナ缶は1200円するものもあります。もし興味があったらトライしてみてください。
どうだったでしょうか?ツナ缶1200円はなかなか手が出ませんが、オリーブオイル漬けやオリーブの葉が入っていたり、マグロの高級部位しか使っていないなど、内容も納得できるものがあります。清水にあるエスパルスドリームプラザというところでは、このツナ缶だけを集めたお土産コーナーがあります。
清水にはなかなか寄る機会がないという方も、東名の「富士川SA」によってみてください。清水関連のお土産をいろいろ見ることができます。
最近は清水港もいろいろ力を入れているようで、Vtuberや清水港クエストなんていうゲームも出ているようです(僕もやってみよう・・・。)
https://www.shimizu-port.com/
https://camp-fire.jp/projects/103348/activities/77406#main
まだ歴史があまり調べられていないため、今度は「清水の次郎長」とかを調べて記事にしたいと思います。長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
観光地の下見などは、自費で行くことが多いです。まぁ、趣味も兼ねているのですが(笑)。サポート頂ければ、これほどありがたいことはありません!