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みそまん図鑑 No.22 焼津市 手づくりの和洋菓子 桃林堂さん
アラフォー夫婦による一から学ぶ和菓子、みそまんシリーズNo.22。
桃林堂さんは、航空自衛隊静浜基地のすぐ近く、大井川焼津藤枝スマートICより車で約5分の場所にあります。
和洋両方のお菓子を作っておられ、割合的には洋菓子の方が多い印象でした。まだ訪問したのは2回目ではありますが、奥様(だと思うのですが)が毎回元気に迎えて下さり、とても気持ちが良いです。
桃林堂さんのみそまんは、焼津特有の船型でしょうか。丸みを帯びているので、写真だと楕円の球状に見えますが、三角錐の様な形をしています。
大きさは、稲荷タイプの中では大き目で、白あんもずっしり入っています。色はまだらに濃い所のあるベージュ色です。
皮の厚さは、稲荷タイプの中では厚めで、位置によりムラがあります。皮の表面はザラメやみそ、醬油が混じりあった様な粘り感があり、皮全体としては、弾力を帯びたモチモチ感があります。
白あんは、粉を吹く様にホクホクとした感じで、ホロホロと崩れる様な食感です。
感想は人それぞれだと思いますが、奥さんと二人で食べてみて、桃林堂さんのみそまんの特徴をまとめてみました。(※皮を稲荷タイプと言っているのは僕たちが勝手に名付けたもので、お寿司のお稲荷さんの皮ではありません。小麦ベースの膨張材が入っていないまんじゅうの皮です。詳しくは過去の記事を参照してください。)
<まとめ>
桃林堂さんのみそまんの特徴は、旨味の強いモチモチとした厚手の皮と、ホクホクの白あんの絡み合う美味しさです。
皮は稲荷タイプの中では厚めですが、モチモチとした程よい弾力と柔らかさを持ち合わせています。醬油の香りの効いた甘辛の皮はとても美味しいです。また、白あんがここまでホクホクとしたタイプなのも今までにはなく、これも桃林堂さんでないと味わえないみそまんだと思いました。
桃林堂さんのみそまんを食べるのは今回で2回目なのですが、前回食べた時は、ジャリジャリと入っていたザラメが、今回はありませんでした。買う度に違うのもまた楽しい所です。
今回も大変美味しくいただきました。(続く)
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