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みそまん図鑑 No.6 焼津市 御菓子司 光月堂さん
アラフォー夫婦による一から学ぶ和菓子、みそまんシリーズNo.6。
焼津みそまん学会「光月堂」さんのみそまんです。光月堂さんのみ、明らかに濃い茶色のルックス。黒糖が入っているということで、黒糖と味噌のバランスも気になります。
嫁 :光月堂さんのは、皮が少し厚めで、もっちりとした食感があるね。
僕 :うん、確かに。見た目の黒さほど、黒糖の香りが主張しなくて、意外にもみその香りの方が強めに出ている気がする。
嫁 :そう?私は、そんなにみその香りは強くは感じなかったけど。みそと黒糖の香りが喧嘩せず、バランスを保っているように感じた。
僕 :皮の塩気がそこそこ効いていて、中のこし餡はサラサラ滑らかだから、全体的にさっぱりとしたイメージだよね?
嫁 :うんうん、見た目の濃さ故に、何となく濃くて甘い味をイメージしてしまうけど、やさしい味わいで、素朴な感じが何とも癒されるね~。
一口にみそまんと言っても、フォルムも色もみんな違っていて、例えば誰かのお家で、「お饅頭どうぞ」と出されても、何まんじゅうか分からないレベル(笑)。
浜松の方では、もはやみそが入っていない、黒糖まんじゅうのことを味噌まんじゅうと呼ぶようなので、浜松~焼津のどの辺りで、味噌入りのみそまんじゅうとなるのか、境界線のようなものはあるのか、気になるところです。(続く)
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