映画「えんとつ町のプペル」の感想と想い
12月25日公開初日の夜、映画「えんとつ町のプペル」を見た。
オーバーだと思うかも知れないけれど、映画が始まって1秒で私は泣いた。
映画の上映は始まったばかりだけれど、私の中ではもう何年も前からプペルの物語は始まっていて、何回も何回も何回も励まされてきたストーリーだから。映画が完成したということと、初めてプペルの絵本に出会った頃の自分を思い出して号泣してしまったのだ。
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2017年に「革命のファンファーレ」をたまたま手に取り、テレビで観ていた芸人とは違う「西野亮廣」という人間を知った。その日から、私の人生は動き出したと言っても過言じゃない。
あの頃、夢を語ったり、追いかけることは恥ずかしいことのように思っていたし、理由はないけれど、がんばっても叶わないと思っていた。それが本を1冊読んでからの私は、挑戦しないほうが時代遅れなんじゃないか?とさえ思えてきて、なんだか自分にもできる気がしてきたのだ。これもまた、理由もないのに。素直な人間でよかったと心から思う。
10代の頃に描いていた夢や理想をいつの間にかすっかり忘れて、できないと決めつけて挑戦さえしなかった。今まで、諦めずに挑戦する人は周りにいなかったし、はみ出ないように生きることが正しいことだと思っていた。いや、自分に才能がないと思い知らされるのが怖かったというのもある。
そんな風に生きていたから、映画の登場人物「アントニオ」のセリフもすごく響いた。最初からなかったことにすれば、傷つかないよね。
プペルの絵本と出会って、
約4年経った今、私はずっと夢だったライターとして働いている。
挫折して書けなくなった時期もあったし、周りから否定されたこともあった。上手く行かなくて辛いこともたくさんあった。
その度にプペルに励まされて、西野さんのアメブロやオンラインサロンでの文章に勇気をもらってきた。
映画「えんとつ町のプペル」のブルーノが語る、この言葉が好き。
お前が信じて光を見続けていたらよ、
一緒に信じて上を見てくれる友達が現れる
当時、私の周りには何かに挑戦している人はいなかったから、間違った方向に走っているんじゃないかって不安だった。けれど、行動を続けていたら、応援してくれる人にたくさん出会うことができた。自信のない私を、いつも励ましてくれて、夢を口にする勇気が持てるようになった。
映画を見ていたら、自分が歩んできた4年間がフラッシュバックして、涙が止まらない。
映画の賛否はわかれて当然のように思う。
挑戦したことがある人や、夢を語りバッシングを受けた経験がある人には心に響くものを感じるはず。もしくはアントニオのように、こっそり夢を諦めた人。
そうじゃない人は、何が面白いのか分からないかもしれない…
おもしろいから絶対観て!と気軽には言えないけれど、必要な人はたくさんいる。励ましのメッセージがいっぱい詰まっているから。
ここまで読んでくれた、そこのあなたには是非観てほしいです。
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