ハイデルベルクを山から望む〜ドイツ旅行記④〜
では前回の続きから。
ハイデルベルク初日は、まだ疲れが残っていて、早く寝たいし、昼ごはんも遅めだったので、夜はサクッと食べれる物にしよう、ということで、ハイデルベルク旧市街のメインストリートから少し路地に入ったところにあるアラブ料理屋さんMahmoudsで食べることにしました。
結局ドイツに着いてからまだ一度もドイツ料理を食べてませんね、、、
そんなことはさておき、夕方6時頃に行ったのですが、もう地元のお客さんたちでごったかえしてました。
空いてる席は無く、まずは他のお客さんたちとの席の取り合いです。
これがかなり激しいバトルで、10分後くらいに、なんとか小ちゃいテーブルを確保できました。
さて注文、と思っても、店の中ではあちらこちらから大声が響き、勢いにもまれテキトーに注文。
その結果がこちら。
これが美味しい!
日本ではケバブ料理屋は結構ありますが、こういった本格的なアラブ料理を食べれる店はあまりないので、知らない料理も多く面白かったです。
昼も遅かったので家族3人分にはちょうど良い感じです。
その後、宿への帰り道はずっとトランクケースが届いているか、届いていないかの話で持ちっきりです。
届いてる?
いや届いてない。
さすがに届いてるよ(願望)
届いてないと思う。
届かないと困る。
というような会話を続けながら宿へと向かいました。
ほらな
荷物は届いてませんでした。
ガーーーーーン
明日届くって言ってたのどこのどいつだ!!💢💢
クソったれ、と思いながら、僕と父は宿のカフェで0.5Lビールを注文
飲みながら父がフランクフルト空港の荷物管理所に電話。
父「まだ来ないんだけど💢 どうなってんの?」
職員「えっ? 今日業者に引き渡したよ。まだ届いてないの?」
父「届いとらん!」
職員「でもハイデルベルクって近いでしょ。届かないんなんて、おかしいね」
父「今どこにあるとか、わかんないの?」
職員「それはこっちでは分からん。知りたきゃこの番号に電話して」
父「あっそう」
次は運送業者に電話です
業者「ツー、ツー、ツー」
父「かかんないじゃねえか💢」
もう一度空港の管理局に電話
父「この番号かからないんだけど」
職員「えー、うっそー。 なんで? あっ、ちょっと待ってて」
奥で他の職員と話しています。
職員「よくわかんないけど、こっちの番号なら繋がるかも」
父「あっそう」
今度はそちらの番号に電話。
業者「本日の受付業務は終了いたしました。平日10時から16時の間にお掛け直しください」
父「💢💢(๑•ૅㅁ•๑)💢」
仕方ないですね。もう待つしかありません。
とりあえずその日は寝ました。
さて観光
翌日、疲れもだいぶ取れ、今日は天気もいいし、ということで、まずはハイデルベルクを一望できる山に行き、それからハイデルベルク城へ。
青色で囲ったAltstadtと表示されているところが旧市街。そこから黄色のライン沿いにケーブルカーが通っています。
旧市街に位置するKornmarkt 駅から二駅(間にSchloss 駅、お城の最寄駅があります)のMolkenkur駅でケーブルカーを乗り越えKönigstuhl駅まで行きます。
出発駅の駅はこんな感じ!
ここが乗り場です。
写真でもわかるように、かなりの勾配でビックリ!
早速ケーブルカーがやってきました
めっちゃ新しいケーブルカーです!
乗客が乗り込むとすぐに発進。
あっという間に終点に着き、ケーブルカーを乗り換えます。
そのケーブルカーがこちら!
なんと、今度はいきなりレトロな車両です!
そしてこの路線の勾配がもっと凄いのです!
なんと勾配40%!!!
下を見ると結構怖いです。
ここからでも、すでにハイデルベルクが見下ろせます。
そして終点 Königstuhl 駅に到着!
Königstuhl というのは直訳すると“王の椅子”です。玉座といったとこでしょうか。
標高は約550メートル。ハイデルベルク市街が110メートルほどなので、約400メートル登ったことになります。
少し駅から歩くと展望スポットに着きます。
Königstuhl という名前の通り素晴らしい眺めでした。
そこから少し散歩。
ハイキングとかにはもってこいの場所でしたよ。
少し歩くとパラグライダーの滑空場もありました。
確かにここら辺を飛ぶのは楽しそうですね。
この後は再びケーブルカーに乗りハイデルベルク城へ。
少し長くなったので今回はこの辺で。
次回はハイデルベルク城とハイデルベルク大学について。
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P.S.
今後もこの旅行のことを書いていくので、興味がある方はマガジン“ドイツ旅行”のフォローをお願いします。