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ダメリーマンのあがき#9『副業考察してみた』

必死にやって気づいたこと


知人友人に限らず、いろんな環境で知り合った人達にビジネスの将来性や商品のすばらしさを説明し、クチコミという形でビジネスメンバーを増やしていく、ネットワークビジネス。MLM(マルチレベルマーケティング)なんていわれたりもする。

育児中でも、本業の空き時間でも、自分の好きな時に、より効果的に営業活動をおこなうことができる仕組みではある。

自分も、紹介した仲間も、双方が幸せになっていく仕組み、そういうビジョンの説明方法をレクチャされ、理想像を頭にえがきながら2年近く副業活動をした。

このビジネスを客観的にみるため、競合他社のビジネスモデルについてもとことん勉強し、ネットワークビジネス以外の副業モデルについても勉強した。

長く続いている副業ビジネスがどうして続き、廃れる副業ビジネスがどうして廃れるのかを勉強して、偉そうにいえたもんではないが、気付いたことがいくつかある。

ぜんぶ書いててもナンなので、ここではネットワークビジネスにしぼって、ひとつだけ書く。

ネットワークビジネスを始めて自分の下に紹介者グループができ、収益が上がるようになるまでは、副業としては当然収支がマイナスになり、生活が苦しくなる。

自分と相手を幸せにするビジネスのはずなのに、マイナススタートのつらい活動を運が悪ければ半永久的に続けないといけない。その「必要悪を相手に伝える」ということが、尋常じゃなく自分へのストレスになる。

自分の紹介者グループができて収益が上がるまでの我慢です、というが、その我慢させる行為こそが、「ネットワークビジネス=悪」と思わせる要因なのだといえる。

何十年か前に問題となった「サンフラワー」のような悪党商法と、言ってることが一緒なのである。

結果として、ビジネス活動に疲れるのではなく、自分の生活の破綻によって疲れるという結末。自分もそうなりかけていた。


そう、「必要悪を相手に伝えなくてもいいネットワークビジネス」があればいいのだ。


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もひお@過去ログ
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