靴作りを教わる
靴の学校に見事(?)合格。
辞退以外に落とされた人がいたのかは不明だけど。
同期生の面々はみな若く、一癖ありそうな・・・。
話してみるとそれぞれに楽しい人たちだったね。
社会人になってから、自分のお金で学校に行くと
学ぶことって、楽しいなと思える。
興味があることだからかな。
そもそも、靴ってこうやってできてるのね。って。
先生はおじいちゃん先生が2人。
あと一人は、時々来るおじいちゃん。
工程によって先生が違う。
自分が一番って思ってるから、ほかの流派は認めないね。
ザ職人。
教え方は、「こうや~」
って見本を見せてくれるだけ。
もたもたしてると、イライラするのか、取り上げて、
先生がやっちゃう(笑)
あとから知ったけど、
先生たちが若かった頃は、
まさに「見て盗め」の徒弟時代で、
やらせてもらえても、どこがどうとか言われず、
ただ「だめ!」って突き返されてたとか。
つまり、教わったことがないから、
教え方もわからない・・・ってことだった様子。
一番苦労したのは、型紙。
「だいたいこんな感じ」って言われても、わからない。
曲線とか長さとか。
世の中、こんなやり方だけじゃないでしょ?って
生徒の中から、あちこち情報を集めてきて、
先生の話と整合させて。
いろんな数値を駆使して、作ったら
先生の「だいたいこう」に合う。
でも、なぜこうなるかってことを知りたいもんで。
習う学ぶって一方的に言われることではない。
実感する3年間。
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