11:介護サービスって 高齢者しか使えない?
こんにちは。
介護や認知症の悩み相談の
Haluhaave(ハルハーヴェ) MISAです
介護や家事、はたまた認知症の対応で大変な女性の力になれば、
との思いで活動しています。
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介護サービスって高齢者しか使えない?
についてお話ししたいと思います
介護保険のサービスは、「使いたいです!」と
申請手続きしなければスタートラインに立てません。
それは知っているけど、お年寄りの人しか
介護のサービスって使えないんでしょ?
と言う方に、時折であいました。
結論を言いますと、
若くても介護サービスが使える場合があります。
例外があるんですね。
一般的には65歳から介護認定申請が可能です。
(医師に書いてもらう書類があるので、医療機関にかかる必要はありますが・・)
ひとまず、介護が必要かどうかの審査はしてもらえます。
(申請の受付をしてくれますが、ただし元気でピンピンしている方は、「(あなた元気じゃん)介護は不要!」と
判断され、介護サービスは使えません。)
介護保険料の支払いは、40歳から始まります。
(これも知らない方が多いと思います。)
なので40歳から64歳の方でも、国が決めた16種類の病気(※)を持つ方は介護認定申請ができます。
比較的若くても、「老化が原因の病気なんだね。で介護が必要なんだね。じゃ審査してみましょう」、というわけです。
若くて、体などが不自由な場合は、障がい福祉サービスが使える方もあります。
しかし、がん、などの”病気”で生活に支障が出ても、障がいとは認めてもらえません。となると障がい福祉サービスが使えない。
本人だけ、または本人と家族だけで頑張るしかない、過酷な状況となります。
そこをサポートするために、若い方でも介護保険サービスが使えるようになっています。
どんな病気でも使えるといいのに、とつい、思ってしまいますが、
限定16種類のみです。
若いからなんのサービスも使えない、と思い込んでいた
とあるご家族。
役所で何かの手続きをしている際に、
「若い(50歳代)けれど、関節リウマチがひどくで生活が大変な家族がいて・・・」と何気なくぼやいたそうです。
それを聞いた役所の方が、
「介護サービスが使えるかもしれませんよ。申請してみられたらどうですか?」とアドバイスくれたそうです。
それまで、誰もそんなこと教えてくれなかったので、(そんなことができるなんて)びっくりした、とのこと。
(その方のご家族は無事介護サービスが使えるようになり、ご本人も家族も生活しやすくなったそうです)
病院の先生も、どの病気が介護サービスの対象になるかを知らないことがあります。
病名が診断されたら
「あなた若いけれど、特定疾病の16種類に当てはまります」
と、教えてくれるシステムってないんですよね。
困った時は、諦めないで、何か使える制度やサービスがないか、
聞く・調べることをお勧めします。
誰にも何にも頼らず、必死で頑張ることを否定はしませんが、
辛いのに抱え込み、ご本人・家族もろとも共倒れになるのは
ぜひ避けてほしいなあと思います。
少し話がそれましたが、本題の、
介護サービスって
高齢者しか使えない?
と言うのは、間違い。
40歳以上の方で、対象の病気の診断がある方は、
介護保険サービスが使える可能性がある。
ということをお伝えしました。
今日はこの辺で。
※16種類の特定疾病 厚生労働省のHPより
がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)※
関節リウマチ※
筋萎縮性側索硬化症
後縦靱帯骨化症
骨折を伴う骨粗鬆症
初老期における認知症
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病※
【パーキンソン病関連疾患】脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症
多系統萎縮症※
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患
閉塞性動脈硬化症
慢性閉塞性肺疾患
両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
(※印は平成18年4月に追加、見直しがなされたもの)
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介護が必要な方も、それを支える方も、楽しく豊かな生活ができることを願って・・・。
うまく行かなくても、落ち込んだりご自身を責めたりはしないでくださいね。
日々充分頑張っておられますので、そんな必要はないとわたしは思います。
責めたって良いことはありません。
「頑張ってるわ私!」と、ぜひご自身を褒めてあげてください。
では今日はこの辺で
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