糟糠の妻、ダンナを捨てる。その4
こんなことになってから当然周りに相談というか愚痴をふりまく。恥も外聞もない。これはおばちゃんの特権だ。コロナ禍で深夜のファミレスもなければ時短でどこも閉店が早いので真っ昼間からボヤくのである。そして「離婚する!」はいつもの数倍効力があり、ちょっと遠ざかっていた友人の距離をあっというまに縮めて再会を果たしてくれる。
そして妙にリアルな助言の数々。例えば友達のダンナさんは単身赴任に行った先々のスナックの女と恋に落ちる。毎度のことで空いた口が塞がらないがいつも許してあげているわけ