崩れないバーガー。それは体幹が整っていた??
所用で東京へ行ったある日、行きつけのグルメバーガー屋でとある話題で盛り上がる。
それは崩れないバーガーについての話。
私「ここ数年、オーナーが作るバーガー崩れにくくなったよね」
オーナー「最近思うんだけど、それはバーガーの体幹を整えてるから、というのがしっくりくるようになった」
なるほど。体幹とはよくいったもの。
つまり体幹を整えることで、体軸も決まりを人も身体のバランスが整うように、バーガーも体幹〜パティやレタス、レリッシュなど〜の配置を整えれば軸が決まり崩れにくくなるという。
まあ、それほど深く考えて出た話ではないけれど、なんだか妙に腑に落ちる。
そういえば、串が刺してあるバーガーがたまにある。あれは中に軸を通すことで崩れないようにしているわけで。いざ串を外すとあっという間に形は崩れ、結果、手指がベトベトになったりする。
それもバーガーを食べる醍醐味といえばそうなのかもしれないけれど、最後までバーガーをきれいに食べられたときの達成感もなかなか爽快だ。
ちなみに先のオーナーは、バーガーを組み上げるとき、ただ闇雲に順番通り載せていくのではなく、微妙に位置をずらしながら、いかに美しく美味しくみえるか、感覚的に調整しているのだという。
ふむふむ。
バーガーにも体幹あり。
こうして、ともすれば崩れやすそうな季節限定アスパラタルタルチーズバーガーを、オーナーの見事な体幹調整でほとんど崩さず食べ終えた私なのだった。
Special thanks;
Sherry's Burger Cafe