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氷見のブルワリーBREWMIN'新工場で醸した定期便がスタート

クラフトビールが飲みたくなったとき、フラッと寄らせていただいている富山市街中の「BREWMIN'総曲輪」。

その親である氷見のマイクロブルワリー「BREWMIN’(ブルーミン)」が今年2月、新工場を稼働、本格ブルワリーへと動き出した。

旅をしたその場所にブルワリーがあったなら、ビール好きなら誰しもその味を試したいと思う。

もちろんその場所で、ドラフトをいただくのが最高だけれど、そういう時間がなかったり、帰ってその時の感動を今一度味わいたい…なんてことは当たり前に思う。そういう時にうれしいのは缶や瓶のビールの存在だ。

ブルーミンに立ち寄る旅人にもよく言われたらしい。

「缶や瓶のビールはないのか?」と。

今回の新工場稼働で、直営ビアバー・ブルーミン総曲輪に安定的なビール供給ができるようになり(今までは総曲輪ではブルーミンのビールが飲めないこともよくあった)、そして待望の缶・瓶ビールの製造も可能になった。

そこではじまったのが、期間・人数限定のおためし定期便。

いきなり間口を広げて缶・瓶ビールを売り出すというよりは、おためし期間をとることで、その結果からブルーミンらしい缶・瓶ビールの形を模索するのだという。

早速第1回の定期便を…お店までとりに行った。

ブルーミンの定期便は、お店に取りに行くことで送料がかからないプランも用意されている。なので「便」という名前はそぐわないかもしれないけれど、それがまずは用意したブルーミンの形らしい。

そして取りに行くと、飲みたくなるのですよ。タップから注がれるドラフトビールを。

定期便1回目のラインナップにあもある「エンドレスです。」をいただく。

「僕たちのIPAループはエンドレス」というキャッチ通りのドリンカブルなIPAで、あとで瓶ビールの味と飲み比べられるのも楽しい。

当然1杯では終わらない。

2杯目は「バッション・ブラム」。パッションフルーツとプラムを使ったビールだけれど、蓋をあけたらかなりビターでドライ。なのでポップな音より濁音が似合う、ということで、パッション・プラムの「゜」を「゛」にかえてみたという。

そしてなんと今回の定期便には、6本のビール以外に無期限のビールチケットが5枚付いていて、ブルーミン製造のグラスビールが5杯無料になるという特典が。なのでいただいた2杯はチケット行使で無料に。

「送料より、ビアバーの飲食代のほうが高くなるんじゃない?」と一瞬斜めに見ようとした自分に反省。

まだまだはじまったばかりの定期便。これからのラインナップも、新工場稼働でさらに自分らしさを追い求めるブルーミンが打ち出す形も、どんな変化をつけてくるのか、キャッチするのが楽しみである。



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