スタチン製剤の使い分け(医療用)
脂質異常症に使うお薬
HMG-CoA還元酵素阻害薬
使い分け、服薬指導の注意点まとめます。
①プラバスタチン(メバロチン)
・水溶性スタチン
・腎排泄
・禁忌に“重篤な肝障害”がない
・用法、1日2回可能
②シンバスタチン(リポバス)
・脂溶性スタチン
・CYP3A4
・肝代謝
③フルバスタチン(ローコール)
・脂溶性スタチン
・CYP2C9
・肝代謝
・用法、夕食後のみ
④アトルバスタチン(リピトール)
・脂溶性スタチン
・CYP3A4
・肝代謝
⑤ピタバスタチン(リピトール)
・脂溶性スタチン
・CYP2C9(わずか)
・胆汁排泄
⑥ロスバスタチン(クレストール)
・水溶性スタチン
・CYP2C9(わずか)、CYP2C19(わずか)
・胆汁排泄