100日間、酒をやめる。-83日目-
これは本好きあるあるだと思うが、
本を読めない日が続くとソワソワしてくる。
本を読む時間をカットすれば、睡眠時間をもう少し増やせるような気もするがそれは違う。
生活だけの日常はなんて味気ないものだろうか。
日常会話で使われる言語だけで生活をしていると、価値観の揺らぐような経験はなかなか訪れないが、本はいつでも新しい価値観を与えてくれる。
生活と関係のない言葉と共に、思考は静かにじわじわ拡張していく。
拡張出来ない日常はなんて味気ないものだろうか。
それと、溢れる言葉を排水するような作業も必要だ。
思いのままに、ノートいっぱいに、言葉を埋め尽くす。
日常と関係のない言葉をいっぱいいっぱいに読み込んで排水する。
この繰り返しで、つまらない反芻思考の外側に出られる気がする。
酒よりも気持ちいい習慣である。