100日間、酒をやめる。-61日目-
テレビは"世間の集合知"だと思うが、
あまり観ない。
それよりは1ページでも多く
本のページをめくりたい。
自分の好きな言葉に触れていたい。
本が栄養価の高い野菜だとすると、
テレビはジャンクフードのようなもので、
素材の味で勝負する食材にばかり触れていたら、ジャンクフードは味気なくて食べたくなくなるのも当然である。
これは酒でも同じことが言える。
おそらく高級な酒ばかり飲んでいたら
缶チューハイが楽しめなくなる。
というと、
ここで疑問に思う人がいるだろう。
「自分はジャンキーな方が好きだ!」と。
これはある意味正解だし、
好みの問題といったらそれまで。
けれども、
「正しい学びで本質を獲得した先で、同じことが言えるだろうか?」
哲学的問答はこのくらいにしておく。
テレビはやはり観ないのだけれど、世間の集合知があまりに欠如していることは自分自身の課題でもある。
テレビは勝手に放送されるもの。
ランダム性があって自分の観たいもの以外と出会うことができる。
全く想像もしてなかった世界へ活路になる可能性だってある。
今日も帰宅したとて、テレビはつけないが新しい世界を求めている自分もどこかにいる。