100日間、酒をやめる。-60日目-
穏やかな休日を過ごした。
ずっと過ごしたかった穏やかな休日。
気候も暖かくなってきて
春の訪れを感じられる。
以前の自分であれば散歩しながら
ビールをプシュッとやりたい気候である。
近所の店を徘徊したが
家の近辺でも冒険はできるらしい。
帰宅して
頭の中を整理するかのように
一冊一冊丁寧に本を並べる。
ギターを手に取って
リズムと音を確認しながら弦を弾く。
ノートを開いて
学んだことや思いついたことをメモする。
酒を飲んでいた頃は
何かしたいという焦りだけあった。
それを誤魔化すかのように
酒で気持ちを高めて
休日は秒のように過ぎ去っていた。
今では自由に過ごせる時間が愛おしい。
もっともっと好きな時間に費やしたい。
シラフで覚醒したシラフーズハイな休日は
理想に近づける有意義な休日だ。
"ネオ休日"と名付けよう。
来週のネオ休日も楽しみだ。
ただ一点。
春の訪れと引き合えに、
目と鼻がかゆくて泣いている。