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100日間、酒をやめる。-26日目-

少し遅めの退勤。
職場近くの行きつけラーメン屋を横目で覗くと、看板を下げて店主が客席の常連さん(?)と談笑をしていた。

それを見てすこし羨ましくなった。
あの場で酒を交わしていたら尚のこと。。


思い返してみれば、
8年くらい前に沖縄から上京したてで、初めて出来た友人は行きつけの沖縄料理店だった。

同時期に沖縄から上京してきた友人と再会して、代々木公園の周りを友人とうろついていたところ、見つけた沖縄料理に入ってみようぜと突入。

居心地のいい個人店で店主をはじめ全員が沖縄出身で、すぐに仲良くなった。

(そもそも沖縄料理店のスタッフに沖縄出身者が多いこと、この時はまだ知らなかった)


都内のライブハウスでライブ帰り、終電で帰らずひとりその店に行く。


沖縄出身というだけで、古くからの友人のようにいつでも迎え入れてくれた。


最近はこういうことやっている、
こういう曲ができた、
こういうことがやりたい、
身の程知らずの語り部にいつも付き合ってくれて、始発まで相手をしてくれる。

看板を下げて、
一緒に乾杯したり、
新曲を披露したり、
人生初の松屋で朝食を食べて、
始発で帰宅したりした。


数年間で様々な仲間が出来てからは
「行きつけの店がある!」
と我が物顔で色んな友人たちを引き連れて行くようになっている。


電話番号も登録されているらしく
今でも電話すると、
「ハルトニーね?(実際は本名)」
と受けてくれる。


もう少しコロナが落ち着いて、
このチャレンジもやり遂げて、
仕事がひと段落したら、
またひとりでフラッと顔を出そうと思う。

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