100日間、酒をやめる。-47日目-
お酒を飲まない日々で乗り越えるのことが困難なシチュエーションがいくつかあるが、
その中のひとつに
"本場のクールな音楽に浸っている瞬間"
が挙げられる気がする。
例えば、音楽の師匠に教えてもらって最近知った、カントリーの大御所「ウィリーネルソン」
カントリーを聴くと、まともな判断下では決して選ぶことのない、全く好きになれないウィスキーを飲みたくなる。
バーカウンターで謎にデカめの氷をカラカラしながらチマチマ飲むあの茶色の液体、ウィスキーを選びたくなる。
悪酔いした翌日にチャンポンしたことを後悔する、あのウィスキーの香りが恋しくなる。
カントリーの大御所のジャズはこちら
これがもし
ORANGE RANGEであれば話がちがう。
マッチで爆上げ昇天出来ること間違いなく
むしろ"ラブ微炭酸いえいいえいいえいえい"なのだが、ウィリーネルソンはそうはいかない。
恐らくどちらもセニョリータについて歌っているかもしれないが、全く味わいが違う。
味わいというかそもそも原材料がちがう。
よくよく気にしてみると、たしかに昨今流行りの音楽にお酒を感じる要素はない。(もしくはストロングゼロみたいな存在感である...)
お酒のない暮らしや楽しみは、
価値観の根幹から見つめ直す新世代的な生き方なのかもしれないとしみじみ感じた。