100日間、酒をやめる。-32日目-
酒をやめた弊害をまた思い出した。
「外食で飲み物が選べない」
特別な理由がない限り
飲食店にアルコールは付き物だ。
ファミレスだろうが、
ファストフードだろうが、
上品なお店だろうが、
ほぼほぼアルコールは置いている。
アルコール以外に飲みたい飲み物などない。
甘い飲み物など一口で充分だ。
かろうじて、コーヒーという選択もあるが、
たまたま自宅でコーヒーを飲んでいたら最悪だ。
コーヒーは1日に何杯も飲めるものではない。
そのフィールドにおいて、
アルコールの汎用性はハンパない。
和と洋と中、
朝と昼と夜、
軽食から重食まで
全てにお供にアルコールは万能だ。
最悪、料理が美味しくなくても
アルコール飲めていれば許せてしまう。
料理は残すがアルコールは残さない。
逆のパターンはない。
「アルコールが不味くて飲んでられないが、
料理美味しいからいいか!」
なんてことはない。
人はアルコールを楽しむために外食をしていると言っても過言ではない。
否、外食とはアルコールの事かもしれない...。
そんなわけで、外食の頻度がすっかり減ってしまったが、代わりに自炊の良さに気がつく事ができた。
外食のような分かりやすい味にアルコールが主役になりやすいが故、外食が多いと飲酒しがちである。
食卓ではご飯と味噌汁がメインになる。
ご飯と味噌汁さえあれば、アルコールが付けいる隙などない。
たしかに実家で温かい食卓で、アルコールがメインに来ることなどない。
さらにいえば、手料理と人の温もりがあれば、そもそも過度な飲酒も必要ないのかもしれない。