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今すぐにできる相手に伝わる英語を話すコツ

ビジネスでも、学会発表でも、旅行でも、バーでも、お友達との会話でも
「自分の言いたいことを相手に伝えたい」

けれど、完璧な英文法で話しかけたのに聞き返された。
折角ネイティブチェックまでかけてもらって準備した素晴らしいビジネス提案も研究発表も、誰の耳にも入らず、質疑応答がしーん。

そんながっかりな経験はありませんか?

それは、あなたに英語力がないからではありません。
英語の「話し方」に問題がある場合がほとんどです。

ではどうすれば、相手に伝わる=理解してもらえる話し方ができるのか?

相手に伝わる話し方は、

『内容を表す主要単語をできるだけ正確にかつ強めに発話する』

ことです。

言語は音でまずキャッチされます。
「できるだけ正確に」音をだすことはとても大事なことですが、訓練が必要なので少し時間がかかります。しかし、「強めに発話する」ことは誰にでも直ぐにできます。

英語プレゼンが目前という方は、速攻性のある「内容を表す主要単語」を原稿上でチェックし、そこを強めに読むことから取り組んで下さい。

では、強めに発話する「内容を表す主要単語」とはどういった単語でしょうか?

強く発話する単語は「内容語」といって、「比較的具体的な意味=内容」をもっています。その文章にとって「内容を表す主要な単語」です。

一方、弱く発音する単語は、「機能語」といって、「具体的な意味を持たず、文法的な役割」を果たす単語です。

では、「内容語」と「機能語」にはそれぞれどんな品詞があるのでしょうか?以下の表1に示します。

一つ注意していただきたい点は、必ずしも常に内容語は強く、機能語は弱くというわけではないということです。ある単語を強調して話したいとき、それが機能語であっても強く発話します。例えば 人称代名詞のIやYouなどがそうです。「『私』がやります」「『あなたが』やるんですよ」と『誰が』を強く相手に伝えたいときは強く発音してかまいません。

「内容語=主要な単語」さえはっきり発話できていれば、例え、ちょっと変な文法でも相手はなんとか聴き取って、あなたが伝えたいことをある程度理解してもらえるでしょう。そこまでもっていけば、相手はもっと理解する為に質問してくるので、それに答えていくことで会話が前進します。最初から何を言っているのかわからないとなると相手が余程あなたの発言に興味がない限りスルーされてしまいます。とりあえず、あなたが伝えたい事が少しでも相手に解ってもらえるように内容語を強く発話してみてください。

英語のプレゼンテーションや日常英会話の練習をする時には、是非、この「強弱で話す」にも意識してみてくださいね。あなたの英語が1.5倍素敵に聞こえるはずです。

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