癒やされるということ・・
意識はしていないけど、今考えると、17年間の会社勤めでほとんどストレスを感じたことはなかった。
仕事が楽しかったし、やり甲斐もあり、仲間もみんないい人間だった。
退職し、フリーになって3年経ち、部屋を見回すと自分の好きなインテリアがいくつかある。
それらの共通点が癒やされるものであることに突然気がついた。
その中でも学生時代に作ったモビールが一番古いもので、なぜかものすごく好きなものである。
一昨年、この図面が出てきたのでアルミで作った。今は設計図を送れば色んな素材で作ってくれるサービスがある。
モビールは昔から好きで、ぼーっと眺めていると時間を忘れる。
最近入手したSANDSARAというインテリア。
砂の上を鉄球が走り回り、次々とパターンを描き出す。
スマホのアプリでコントロールできて、これもまたずっと見ていられる。
クラウドファンディングで3年越しで入手したもの。
食卓の前のカウンターに置いてあるLAVALAMPも眺めていて心地よいインテリアだ。
これは70年代に流行ったサイケデリック・インテリアの一つだけど、いまの若い人にも人気のあるランプ。
レトロ感満載の私の宝物。
これも食卓の前においてあるもの。
この写真を見ただけでは、このLIMBOの魅力はわからないと思う。
なんと4時間も回り続けるコマなのだ。
まるで映画インセプションに登場するコマそっくりだけど、多分企画者はインスパイアを受けて考えたと思う。
すべて、私にとって自分を癒やしてくれるものであることに気がついた。
そして、それは、モノだけではなく、コトでもある。
鳥を見ること、花を見ること、植木を育てること、夢を考えること・・
人によって、自分を癒すものはそれぞれ違うと思うけど、好きなもの、身の回りに置いておきたいものは、きっと癒やされるからに違いない。
そしてそういったものには飽きが来ず、いつまでも眺めていたくなる。