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ウィル・スミスがMCを平手打ちしたことで思ったこと
アカデミーショー授賞式でMCを務めたコメディアン、クリス・ロックが、ウィル・スミスの妻の髪に関してからかった発言に、ウィル・スミスがクリス・ロックの左頬を思いっきり平手打ちした。
この件に関して今日(3/29)のワイドショーでは、コメンテーターがいろいろな意見を話していたけど、それはひどいものだった。
「アカデミーショー授賞式はもう観ない」「ウィル・スミスはひどい」「やってはいけないことをやった」「クリス・ロックが悪い」「米国のメディアがウィル・スミスを非難」などなど・・
特にひどかったのが、
「テレビの中継中に暴力はいけない」
テレビ中継中にMCがひどいことを行ったことは棚に上げて、ウィル・スミスの非難はないでしょう!!
こういうことを普段から言ったり、考えていたりするから、隠れたところで陰湿ないじめが起こっていることがなぜ理解できないのだろうか!!
それを公に平気で放送する(それ以前にそんなコメンテーターをアサインする)TV局の神経って、なにか意図が働いているのだろうか?
もう一つひどいのが、
「いついかなる場面でも暴力はいけない」
これもいまの風潮だけど、暴力という言葉ですべて語るからおかしくなるのだ。
子供がやってはいけないことをしたときに、手を叩いたり、足をつねったり、子供同士のつかみ合いの喧嘩なども否定するような言い方だ。
これらは重要な人間形成のプロセスなのに、だ!
痛みを知らない子供に育ったら、おとなになってどこまでやってよいのか悪いのかを知らない人間になるだろう。
何かあったとき、親が子供を教育するときは特に、
「すぐにそれが間違いであることを身体で教える」
ということは大切なことである。
いかなる時にも暴力はいけないという言い方は、最近の日本の教育の悪い習慣だと思う。
つかみ合い、取っ組み合いの喧嘩をさせない親、してはいけないと言う風潮、すべての暴力(あえて暴力と書くけど、メディアがどんなこともすべて暴力という一言で済ましているから)は絶対ダメというメディア・・
間違っている!
だからワイドショー含めTVはあまり観ないのだけど・・