ビートルがいた!
昨日の夕刻、街かどでフォルクスワーゲン・ビートルを見かけた。そう、あのカブトムシである。とっさに写に撮らせてもらったのがトップ画像である。
生産中止になって久しく、こうして見かけるのは何年ぶりだろう。ま、そもそもあまり出歩かず、車に興味がない私だから感激しているだけで、「それほど珍しくないよ」ということなのかもしれないが。
あらためて眺めるとその丸っこいシェイプはなんとも愛嬌があって、そこにレトロ感が加味されて、目が釘付けになってしまう。昭和真っ盛りだった子供の頃はあちらこちらで見かけたものだし、伯父や近所の友人の車もこれだったように記憶する。
「可愛いなー。こんなマイカーなら欲しくなっちゃうな」とボンヤリ思うが、実際に乗ったら、居住性も燃費もパワーも修理費も大変なことになるに違いない。たまに見かけるだけで十分であり、オーナーになる必要はないぞ。
それでも、街での注目度でいえばフェラーリやベンツを大きく超えるだろう。つまり「目立つことが快感だ」という人にはとってもコスパがいい車なのだった。
(24/6/12)