めんどくさい
年賀状がいよいよめんどくさい。
今年はついにうちの会社も、社としての賀状を廃止するという。私は数年前に“年賀状じまい”を宣言させてもらった。
しかし、カミさんはまだ踏み切っていない。
「うーん、どうしようかなあ」と逡巡しているうちに年末がどんどん迫ってくる。
結局、カミさんの年賀状作成は私の業務だ。
滅多に立ち上げない自宅Windowsパソコンを立ち上げ、エクセルで管理している住所録を開き、プリントアウトし、カミさんに喪中や追加・削除をチェックさせ、はがきを買い、デザインを考え、カミさんに承諾を得て、デザイン面を印刷し、宛名面を印刷。これでやっとカミさんに提出である。
カミさんがやらねばならないのはひとこと書き添えて投函するだけなのだが、見ていると例年30日頃までグズグズ手をつけていない。「面倒なことはつい後回し」ってところは似たモノ夫婦である。
けさはやっと住所録のプリントまでやった。
まあ、エイヤッと重い腰をあげて始めてしまえばなんということもない。これは夏休みの宿題や日課のジョギングと同じだな。
それにしても。
年賀状離れは加速度的に進行している。数年後にはすっかり“絶滅危惧種”、「あら、まだ出してる奇特な御仁がいるわー」になっていることだろう。
(22/12/8)