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「こんなものを作るのは日本人しかいない」

 私の“ガジェット魂”は文具にも発揮されるので、東急ハンズなどの文具売り場を「徘徊」するのも楽しい。

 いろいろ試したが、油性ボールペンはなめらかな書き味の「ジェットストリーム」の一択に落ち着いた。長年使ってきたいまでも、スラスラとした書き味を楽しむたびにテンションが上がる。

 文章の添削で赤を入れるなどの際には多色ボールペン「ブレン3C」を使う。ペン先がキチッとしてぶれないということがこんなにもストレスを軽減するとは、目から鱗だった。インクの書き味はジェットストリームに劣るのが残念なところ。

 シャープペンシルは滅多に使わないが、会社には高級バージョン「クルトガ」を置いている。「クルトガ」は1画ごとに芯を少しずつ回転させることによって偏減り(かたべり)をなくす、という機能。まさにガジェット好きのココロをくすぐって、持っているだけで嬉しくなる。

 外国人が「こんな機能を考え出して作っちゃうなんて日本人しかやらないだろ!」と驚いた、という記事をどこかで見た。日本人として、誇らしいような恥ずかしいような、不思議な気分になったものである。
(22/9/11)

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