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「セブンイレブンさん」
新聞の折込広告で近所にドラッグストアが開店したことを知った。日曜日まで「店内全品10%OFF」とうたっている。
「ほお、どこにできたのかナ?」と広告の地図を見ると、しっかり徒歩圏内である。よし、覚えておこう。
ん?と思ったのは、その地図だ。
「セブンイレブンさん」「グランドプリンスホテル新高輪さん」「マクセルアクアパーク品川さん」。いずれもわざわざ「さん」づけなのだ。
他方、「五反田駅」「NTT東日本病院」「阿部病院」「清泉女子大」は呼び捨てだ。基準がさっぱりわからない。
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「○○さん」という不思議な用法には違和感が拭えない。同僚以外の耳がある仕事の場で同業他社を引き合いに出す場合に、「呼び捨てにするのもナンだから」という気分からくっつけるが、なんだか「据わりが悪い」。単純な敬意・丁寧さだけでなく、「どうせ、あちらさまは・・・」というちょっと揶揄するようなニュアンスも含まれる(私だけ?)。
しかし、レイアウトの制約が厳しいだろう広告のミニ地図にわざわざ付記するほど厳格なものだろうか?「セブンイレブン」でいいじゃないか。
ここで、ハタと気がついた。漢字だけの名称は呼び捨てにしちゃうが、カタカナが混在する名前には「さん」が付いているのだ。
やっぱり意味不明だけど。
(23/1/23)