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自意識過剰

私は自意識過剰である。

いつも他者からどう思われるかを気にしてしまい、
本心とは異なる行動をとってしまったりする。

失敗を恐れるのもそう。
できない自分を露呈したくない。
価値がないと思われそうだから。

だけどそうやって引きこもっていると、
傷つくことはないけれど、
どんどん自分と社会の間に距離が生まれてしまう。
それが怖い。

ふつうの人ができることが自分にはできない。
ふつうの人が経験することを自分は経験していない。
自分は「ふつう」じゃない。
なぜかそれが人より劣っているかのように思えてくる。

嫌われる勇気か何かで読んだけど、
「自分のことを気にしているのは自分だけ」らしい。

頭では理解してるつもり。
読むたびに「そうだよなぁ」と思ってる。

誰も他人のことなんか見ていないのに、
なぜか視線が気になる。

誰の視線?

たぶんそれは自分自身の視線だ。
自分の社会に対するものの見方が、そのまま自分自身に返ってきている。

普段自分がしている他人への評価が、鏡のように自分を苦しめている。
自分のことを棚に上げて人を批判することは、私にはできない。

でも人は完ぺきではない。
勝手に作ってしまった高すぎる理想をクリアできずに苦しんでいる。
いつまでたっても自分を許すことができないのである。

本当に自分が気持ち悪い。
有名人でもないのに、何様のつもりなのだろう?

けれど、自分から逃げることはできない。
大嫌いな自分と向き合い、受け入れて、
少しずつ成長していくしかないのだ。

毎日自分の現在地に絶望し、
心は折れかけ、最悪の未来を想像して孤独に怯え、
情けなくて、口癖のように「死にてぇー」とこぼし、
自己肯定感は一向に上がる気配はないけれど、

それでも、生きているうちは何か意味がある、
楽しいことがある、いつかは幸せになれると信じて、
今日も不器用に、そしてきっと気持ち悪く生きていくのです。

少しスッキリした。
なんだよこの文章、気持ち悪いなぁ。

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