読んだ本の話。
こんにちは。
ちょっとずつ朝晩が涼しくなってきましたねぇ。
夏が好きやけど、今年の夏は7月くらいから親知らず腫らしたり、治療に通院したりして、「親知らずサマー」だったので(なんやそれ)、全然夏らしいこともせずに、ただ暑くて痛くて、テンション低めサマーでした。
というわけで、秋めいて、寂しさよりも嬉しさがある、そんな今日この頃。
読書の秋、芸術の秋って言うじゃないですか。
相変わらず、雑多に、読破したり、途中でやめたり、もう一回読んだりを繰り返して、ずっと何かしら本を携えています。
最近読んでとっても良かった本。
「柚木沙弥郎Tomorrow」大島忠智さんの著書です。
中之島でやってる民藝展に行って、柚木さんの布を久しぶりに直に見て、やっぱり好きや〜。と思って色々調べていたら、ちょうど高島屋でも展示があるというので、観に行って。そこで見つけたこちらの本。
黄色い本 というところに惹かれて買ったけど、内容がものすんごく、今の私に響く金言ばかりでした。
イデーの大島さん。初めて知ったけど、私がhaloでやりたいなって思っていること、伝えたいなって思っていること、それを10年くらい前からずっと実践されている方でした。すごぉ、、、
会社があるからこそできることをされているという点でも、素晴らしいなと思いました。信念を持ちつつも、会社として表現されている。会社員経験もある身としては、その難しい部分もわかる気がするので、すごいなと単純に。
読んでみてほしいのであまり深くは語りませんが、
ここのところあらゆる場面で感じている「暮らしを整える」ということ。その先に期待したいこと。アートを通してお客さんたち、世の中にどのように届けてきたか、そのお考えを書いているような本かなと思いました。
ラグ展のことを考える中で、「どこかの女の子の部屋」をテーマに部屋空間をイメージしてラグと絵を展示しようと思っていて。
(詳しくはこちら↓)
元々好きだけど、いつにも増して、インテリア雑誌を見たり、ピンタレストでラグのある部屋を検索してイメージを膨らませたり。
YouTubeでルームツアーを観るのも趣味で(笑)それもいつも以上に観たりしていて。インテリアというものと、その中でのアートについてをまた考える機会になっています。
「暮らし」は人それぞれ。
何にお金をかけるか、何に重きを置くかも人それぞれやけど、
私の場合は、作家さんという、人の手で作られた、美しいけれどどこか人間臭さや歪さを伴ったまま、ゆるやかで緊張感がありすぎない、ありのままに感じられるような作品が特に好きで。
それらを自分の暮らしのそばに置いておくことで、それを見て、触れて、丁寧に作られたその時間を思ったり、込められた願いや魂を感じたり。
そういうものが部屋にあることで、そこから発されるエネルギーみたいなもの、温かみみたいなものを感じ、心があたたまったり、気持ちが落ち着いたりする。
そうして、それをより素敵に見せてあげられるように部屋を整えてみたり、飾るスペースを設けてみたり。
自分自身も、お店一年目には全くそんな余裕がなくって、正直アートを存分に楽しめるようなお部屋ではなかったです(笑)
今も整えている途中段階。
だからこそ改めて、自分の部屋を整えながら、このタイミングでアートとインテリアにまつわる大島さん、そして柚木さんのお考えを知れて、自分の中であまりうまく言語化できていなかったことが、読みやすい言葉でまとめられたような気がして。すっと入ってきました。
ううーん。まだまだ私の中でも言葉になっていない部分があって。
整理しようにも、今はまた余白がなくなっている気がしているので、近々どこかへのんびりする旅、インプットのお出かけをしなきゃな〜って思っているところです。
大島さんの本、気になった方は、ぜひ読んでみてほしいです。
明日か明後日にはラグ展の搬入をします。
今回、おおくぼさんは来阪できないので、一人でせっせと設営します。
うまくお部屋空間ができるといいのですが。
ご都合が合えばぜひ、誰かの部屋を覗きにいらしてくださいね。
ラグももちろん販売します。
一生使える、代々受け継げる、そんな美しいヴィンテージラグ、
そしておおくぼさんの絵と文章、グッズなどを展示販売いたします。
ご期待ください〜。(ハードル上げてもてる)
ではでは、いつもながらまとまりないですが、読んでくれた方がいたら、ありがとうございます。
良い秋を迎えましょうね〜^^
halo
さきこ
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