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はじめまして

こんにちは、hallyと申します

ずっと気になっていたnoteをやっと始めました。既に何本か記事を公開しているのですが、noteの使いやすさにびっくりしています。過去のどんなエディタよりも断然使いやすいです。行間も広め、文字も大きすぎず小さすぎず。画像も著作権フリーのものが用意されていて、つぶやきをまとめる程度で記事(という体裁の雑記)が公開できてしまう。さながら一人前のクリエイターになったような気分を味わわせてくれます。

超都心に生まれる

超都心に生まれて超都心に育ちました。親と遊びに行くところは青山。東京に「市」があることを知らずに育ちました。

初めて見た田んぼは東京大学(駒場)の実験農場です。都立高校を受験する友達と「私鉄やべぇ!田んぼあった!」と盛り上がった記憶があります。ヤバいのは世間知らずな私たちだったと今となってはわかります。井の頭線の駒場東大前、私鉄ですがちゃんと23区です。

温室から一転、世間の荒波へ

そんな温室育ちの世間知らずの子どもでしたが、バブル崩壊に伴いみごとに「ロスジェネ」の仲間入りをします。就職氷河期どまんなか、世間知らずではありましたが、すねをかじり続けられるほど実家も太くはなく、荒波にもまれることになりました。

何とか生き残り、結婚・親になる

詳細は省きますが、なんとか今まで生きていくことができました。運と自分のしぶとさに感謝。そして周りのお友達にも感謝。ラッキーだったとしか言いようがありません。

2015年生まれの内気な長女、2019年生まれの元気な長男とともに毎日を過ごしています。

子どもが生まれたとき心に誓ったのは「死なせない」

人が亡くなってしまう原因はいくつもあります。病気や天災、事故など、本人ではどうしようもないこともたくさんあります。
そのなかで、特殊ではあるのに死因で多いのが、自死。どんなにしんどい状況だったかなどは本人にしかわかりません。ただ、親からするとつらい。

なので子どもはできるだけ「雑」に育てようと心に決めました。温室育ちからの世間の荒波は、だいぶ心にキました。よく生き残ったな、とそれだけで自分に拍手喝采です。

温室育ちの世間知らずなので、そもそもサバイブすることを意識しないとできない。その結果、それを恥じてはいませんが、色々と大切なものを置き去りにしてしまったことも事実です。

土を汚いと言わない環境へ

都会育ちの私にとって、土は汚い、汚れるものでした。昆虫やカエル、鳥も異物です。コンクリートジャングルと言われますが、人工物の中では自然のもののほうが異物なのです。

大人になりその状況がおかしいと気付いたため、郊外に引っ越しました。都内に会社があるのでどうしても東京からは離れられませんでしたが、今住んでいる土地は東京の中でもだいぶ自然豊かな場所にあります。

おかげさまで子どもたちは川原でヘビを捕まえたり、オタマジャクシをみつけたり、春の七草を探しに行ったりと毎日自然と遊んでいます。どろどろになって帰ってくるので、服は安いものを着させています。

子どもの「なんで?」は体験から

私は机でのお勉強から学ぶことが多く、体で経験することが少ない幼少期を過ごしました。テレビも本もお勉強も、母の教育情報感度が非常に高かったので当時としては素晴らしいものを与えられていたと思います。

ただ、身にならない。「これ知ってる!」と追体験する場所がないのです。「これは教科書で言っているからきっとこうなんだろうな」と想像で補うしかありません。これはかなり疲弊します。そういう教科は歴史と倫理だけでいいです。

一次体験で「実物に触れる」ことほど「身に染みる」ことはありません。五感を使ってフルに吸収する。それが子どもの興味関心を引くのだと考えています。

「たくましく生きる」ために

100年前と違い、外部要因で人が亡くなることは少なくなりました。一番恐れるべきは自死です。いくつもあるたくさんの選択肢を、自分の力でつかみ取っていける子になるように。土に慣れ、どこに自分が生きているか、虚像ではなく大地に根を張れるような子に育てたい。

それが私の、世間からみたらちっぽけな、けれど私にとっては壮大な、人生をかけた一大プロジェクトだったりします。

noteに書くこと

こちらでは、自分の子どもの教育のことを中心に、日々の雑記など書いていきたいと考えています。どなたかの役に立つかもしれないし、ただのノイズになるかもしれません。
ご縁がありましたら、ぜひご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。









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