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心音の朝(朗読)

ハル
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【心音の朝】

朝が ひそやかに溢れる

コラールが時を流れて

背中の羽根からは

喊声が聴こえる

ああ 美しい人よ

ぼくの夢を捥ぐその優しい指よ

どうか ぼくの光でその喉を

癒して欲しい

羽を休めて欲しい

聲を聞かせて欲しい

その心臓のひよめきから聴こえるような

絹のような聲を

どうか

#詩 #現代詩 #朗読

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