『物語が死ねと言う』目次
何故、歌うのか。
何故、踊るのか。
何故、演じるのか。
何故、歌だけではいけないのか。
その答えはいつだって単純明快なものだ。
何故なら、物語が歌えと言うのだ。
何故なら、物語が踊れと言うのだ。
何故なら、物語が演じろと言うのだ。
私たちは物語に踊らされている。
文字通り。人生ごと。命ごと。魂ごと。
そして死ぬ。
物語がそう言うならば。
そうでない人間はここにはいない。
死ね。
物語がそう言うならば。
この物語は、歌劇学園および歌劇団を舞台とする短編小説シリーズです。
世界観共有のための用語集もご用意しております。
【目次】
だから歌うのですか
「ごらん、これこそわたしがこれから生きる夜よ」
エラキスの絶景に
魔物ざわめく秘密はおきる
地獄じゃ世界も着崩せる
神様不在・傷みの早い天国
磨くか砕くかぼくの信仰
や、ま、い、が聴き取れない
奈落の最果てをゆるさない
まことを見に行く
僕の灯台は元気か
ファムファタル・ファミリア
終幕こじあけ踊るしか 前編 後編
ねえ、マリア 前編 後編
めそめそするには明るい月だ
アンチ・コケティック
蛇のよにあるいはバームクーフのよに
もうきっとあなたには祈らない、ゲルニカ、夜明け
20210411~
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