【18日目】なつめ の おはなし【お札の人】
妖怪が見える人?
バ○ァリンの優しさのもう半分はカステラの先輩?
友人のワンコの名前?
いいえ、1000円札の人のお話です。
夏目漱石が1000円札の表面になってから変わるまで、
【昭和59(1984)年11月1日~平成19(2007)年4月2日】の期間がありました。
その前は伊藤博文です。
るろ剣で瀬田宗次郎とひと悶着ありましたね。
更にその前は聖徳太子です。偉い人です。ポピー!(今日のポピー)
【18日目】なつめ の おはなし【お札の人】
そんな(?)夏目漱石はぶっちゃけどんな人なのか、何をした人なのか、記憶が薄いのでざっくり調べてみました。
なんか、↑読むと結局内容が無い「有名人の現在!年齢は?住んでいる場所は?恋人は?今は何をしているの?」みたいなことをまとめたアフィリサイトみたいな言い方ですね。草。
『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』なんかは本当に有名 of 有名ですよね。
本名は夏目 金之助、明治末期から大正初期の作家さんです。
若いころは帝国大学(東京大学)に入学後、大学院に籍を置きながら教師として働き、
33歳の年(明治33年)にイギリス留学を命じられ、明治35年の12月までの2年程、ロンドンに滞在しておりました。
その後は再度教鞭を握ることとなり、並行して創作を行っていた『吾輩は猫である』がヒット。
その後もいくつかの作品を発表していき、作家へと転じました。
「日本で初めて印税制度を整えた」り「日本で初めて麻雀を伝えた」と言われておりますが、
今回はそれらは横に置いておくのです。
【倫敦どんより 晴れたら巴里】
カルメン 麺より パエリア好き、です。
きっと。
漱石(当時はまだ金之助)はロンドン留学時代、いくつかの下宿先を転々としていましたが
最後の下宿先としたのがベーカー街。
明治35年、1902年頃です。
ところで、ベーカー街と言えばあの、名探偵コナン……は一旦回避して、
あの「名探偵 シャーロック・ホームズ」でお馴染みの街ですね。
19世紀後半のイギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイル著の推理小説の主人公です。
はい、推理”小説”の主人公です。
シャーロックホームズのシリーズの舞台はちょうど1900年より少し前、
宿敵ジェームズ・モリアーティ教授との対決→失踪からロンドンに帰って来た時期が1894年、
1900年前後はちょうどシリーズ内時間で取り上げられるほどの大きな事件もあまり無い頃です。
おや、ホームズが健在で且つ、手の空いている時期は
ちょうど、漱石が留学をしている時期ですね?
ホームズ宅も当然ベーカー街にあり、漱石もベーカー街に下宿している。
となれば、
夏目漱石とシャーロックホームズは、
会ったことがあるのでは????
という想像から出た作品が世の中には、意外とあります。
【黄色い下宿人】
【漱石と倫敦ミイラ殺人事件】
【探偵犬シャードック】
【名探偵ホームズ】
【吾輩はシャーロック・ホームズである】
【「吾輩は猫である」殺人事件】 etc...
そういう妄想、大好きです。
関わりがちょっとでもありそうな推しと推しだから、掛けちゃったてへぺろりんこ☆という、それぞれのキャラをしっかり知っていないと、およそ掛けないであろうネタが多く組み込まれている作品達です(だと思う)
あ、名探偵ホームズはめっちゃ、あの、犬。
違う世界を生きた人達が、実は同じ時代、同じ場所に縁があり、
(出ました、”縁”のお話です)
何か関わりを持てた”可能性”がある。
それだけで米が進みますなあ!?
拙者、「この作品に出ていたキャラAの名前は、別作品に出ていたキャラBのドイツ語読みで、実は同じ人物だったんですよ!な、なんだってー!」大好き侍と申す。
伏線というか、別に知らなくても物語は進むし、特に支障はないけど、
知っているとバカ面白い、的なネタが大好きでして、
共通点があれば、無限の可能性が広がると思うんですよね。
ただ、伏線系や、既存キャラの流用などは特に設定など矛盾が発生し易いので、作者の技量が試されますよね。
面白い作品は全面的に押していきたいです。
だからさあ、
次の巻、早う!!!!!(※8/20に2巻が出たばっかり)
原作は1984年刊行の小説です。
でも、私は、漫画で読みたい。
夏目漱石視点の、薬で常にとち狂っているホームズと
ワトソン視点の、シリーズ内の様な精錬されたホームズの姿を交互に描く、推理モノです。
これからもっと、ちゃんと、面白くなりそうな気がするのです。
【おわりに】
結論、これに繋げたかったのと、この作品のおかげで
夏目漱石という偉人に興味を持ち、調べるに至りました。
恐らくこれからも都度、気にして生きていけると思います。
それだけでも、この作品を手に取ってよかったな、と。
また、シャーロックホームズシリーズもちゃんと読んでみたいのです。
若い頃は見向きもしなかった古い作品ほど、時間を取って、しっかりと味わいたいものですね。
きっと、名作と呼ばれるに足る、新しい発見や、素敵な気分、心の支えになるような言葉、ワクワク感などが、あるのでしょう。
それでは、おやすみなさい。
よい「こ、こけ……コケコッコー!」を。
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