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パリの思い出【美術館編】
ルーブル、オルセー、オランジュリー…有名な美術館がパリは多い。だが、あまり有名でない美術館も実はとても魅力的だ。
ロダン美術館
その名の通りオーギュスト・ロダンがかつてアトリエとして使った邸宅に彼の作品を飾った美術館である。庭に配置されたロダンの作品が植物と調和していてとても美しい。
日本では国立西洋美術館にある「考える人」が有名だが、あの作品があそこにあるのはこの美術館と国立西洋美術館の収蔵品に深い縁があるからだ。「松方コレクション」で調べると出てくるので興味のある方は調べてみると面白いかもしれない。
ギメ美術館
東洋美術専門の美術館で行くと大体浮世絵の展示をしているような気がする。1階の神仏像がずらっと並んだ展示室も迫力だが、2階には日本の美術品も多い。
入館者が少なくほぼ独り占め出来るのでゆっくり美術品を見たい時はおすすめ。
ジャックマール・アンドレ美術館
19世紀の貴族の邸宅をそのまま美術館にしたと言うもの。それほど大きくないがとにかく美麗。中でも観葉植物の置かれたサンルームは抜きん出て美しい。写真映えすると思うので興味のある方は是非行っていただきたい。
美術館の隣にカフェがあり、ケーキが大きくてとても美味しかった。