ローマの思い出
数年前の年末をローマで過ごした。古代からの都市ローマは想像していたよりもずっと壮大でエネルギッシュな街だった
突然現れる古代遺跡
ローマの時代の遺跡はかなり巨大でしかも当然のことながら街の中心部にあるのでヨーロッパの石造の街並みから突然ローマのコロッセオが顔を出す。そのダイナミックさには少し驚いた。
年末の花火と厳かな教会での祈り
年末のカウントダウンはイタリアでも行われていて、ローマの31日の夜は街のあちこちで花火が上がると言う騒ぎだった。花火の音と歓声がホテルの部屋からも聞こえてきて盛り上がっていた。
次の日の朝散歩すると教会が開いていたので入った。白いローブを着たおそらく司祭と思われる男性が膝を突き静かに祈りを捧げていた。
水の溢れる都
ローマを歩いていて印象に残ったのは町の角角に設置してある流しっぱなしの水飲み場だ。古代から水道を整備していた都市だけあって、噴水も数多く水の溢れる都という感じがした。やはり各所にある躍動感あふれる彫刻も相まって生命力のあふれる都市という印象を受けた。
観光名所だけでなく街の至る所に芸術の奔流が渦巻いているような都市だった。また様々な季節にここを訪れたいと思った。
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