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[解説付]ケツメイシの名曲ランキング12[邦楽史]

  ケツメイシは日本のヒップホップ、レゲエのグループで、MC(ラッパー)の大蔵とRyo、ボーカルのRyoji、DJのDJ KOHNOの四人によって構成され、1993年に大学で大蔵らによって結成されて後で加わったRyoの留年で2人組となり、その後に4人となって2000年頃にメジャーデビュー、4thシングル「トモダチ」が最初のヒット曲となり、そのままそれが収録されたアルバム『ケツノポリス2』も2週連続1位の大ヒットを記録、柔らかいヒップホップの作風で一般層からも支持を獲得し、2005年の「さくら」はミリオンヒットとなり大人気グループの仲間入りをして、その後、2010年代まで大ヒットをいくつも出した。


1位 さくら (2005/2)/340ポイント(220p+次世代メディアヒットp)

 ケツメイシが特に流行した時代の代表曲でオリコン1位、年間2位の爆発的ヒットとなり、2000年代のJ-POPの代表曲の一つともいえ、オリコンでは96万枚、実際にはミリオン認定を受けており、曲自体は桜の景色は変わらないが、もう恋人がいないと過去の恋人との日々を想い浮かべている様な楽曲で、細かな設定をもとにメンバーがそれぞれが歌詞を書き上げていったとされており、ダウンロード売上は当時は認定組織に非加盟だったトイズファクトリー発売のため不明だが、YoutubeでMVが3000万回、その他のライブやバージョンを合わせると4000万回、ストリーミングではSpotifyのみで3700万回のためほぼ確実に1億回を突破しているだろうが未認定である。

購入:100万以上 ストリーミング:推定1.3億回 ユーチューブ:合計4000万回

2位 バラード (2011/1)/235ポイント(185p+次世代メディアヒットp)

 「君とつくる未来」のダブルA面シングルとして発売されオリコン5位を記録し4万枚を売り上げた楽曲で朝のバラエティ『スッキリ』のテーマソングとなっており、CDのみのチャート上ではそこまでの大ヒットには見えないが、すでにこの頃は完全にダウンロードの時代であるにも関わらず、当時は認定組織に非加盟だったトイズファクトリー発売のため不明であるが、YouTubeではMVが1.2億回という現代のヒット曲であったとしても殆ど行かない1億を達成し、ストリーミングではSpotifyで2000万回ほど再生されているなど実際の人気は非常に巨大である。

購入:不明(出典は全くないが大体50万くらいかも?ということにする) ストリーミング:推定7000万回 ユーチューブ:1.2億回

3位 友よ 〜 この先もずっと… (2016/4)/225ポイント

 活動開始から20年以上が経ってからの楽曲で、大人気子供アニメの映画版『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』の主題歌であり、ビルボードジャパンではストリーミングで1位、動画で3位、ダウンロードで4位、総合で年間31位を記録するなどヒットした。
 曲自体は映画にあわせた友情をテーマとして楽曲で、MVには数十年にわたって3人で活動していたお笑いグループ ダチョウ倶楽部が起用され、ドラマチックなものとなっており、2022年にダチョウ倶楽部上島氏が死去した際にはリバイバルヒットを起こし、動画チャートで1位となっており、現在ではダウロードで25万以上を売り上げ、ストリーミングでSpotifyで3700万回、合計で1億回以上の認定を受けており、MVが1.3億回、公式ダンス動画が2000万回となっている。

購入:25万以上 ストリーミング:推定1.3億回 ユーチューブ:合計1.5億回

4位 夏の思い出 (2003/7)/145ポイント(85p+次世代メディアヒットp)

 ボーダフォン(現ソフトバンク)のCMソングで20万枚を売り上げ週間3位、年間43位を記録した楽曲で、現在でもYoutubeで600万回、非公式オーディオが300万回、Spotifyで2000万回ほど再生されているなど高い人気を持つ。

購入:20万以上 ストリーミング:推定7000万回 ユーチューブ:合計2000万回

5位 涙 (2004/4)/115ポイント(75p+次世代メディアヒットp)

 30万枚を売り上げ、オリコンで週間2位、年間でも25位を記録するヒットとなり、YoutubeではMVが400万回、ライブで900万回、非公式オーディオが200万回などとなっていて、ストリーミングではSpotifyで1300万回などとなっており、ダウンロード売上は不明である。

購入:30万以上 ストリーミング:推定4500万回 ユーチューブ:合計1500万回

6位 トモダチ (2002/2)/105ポイント(65p+次世代メディアヒットp)

 『JAPAN COUNTDOWN』のエンディングとして使われた楽曲で、オリコン5位を記録したケツメイシで初めてトップ10に入った曲であり、25万枚を売り上げて年間45位となってその知名度を上げることとなり、現在でもYouTubeで1500万回、Spotifyでも1500万回ほど再生されるなど人気が高い。

購入:25万以上 ストリーミング:推定3500万回 ユーチューブ:合計2000万回

7位 仲間 (2010/5)/90ポイント(60p+次世代メディアヒットp)

 ドラマ『ハガネの女』の主題歌でオリコン3位を記録して6万枚を売り上げる程度であったが、やはりダウンロードの売上が不明なため実際のセールスは不明であり、Spotifyで1100万回、YoutubeではフルMV・ショートMV・ライブの合計で2000万回などとなっている。

購入:25万くらい? ストリーミング:推定3500万回 ユーチューブ:合計2000万回

8位 出会いのかけら (2008/1)/85ポイント(60p+次世代メディアヒットp)

 映画『陰日向に咲く』の主題歌で12万枚を売り上げ、週間2位、年間54位を記録し、映画原作の作者の劇団一人が出演したMVは3000万回以上再生され、Spotifyでは400万回ほど再生されている。

購入:25万くらい? ストリーミング:推定1500万回 ユーチューブ:合計3500万回 

9位 君とつくる未来 (2011/1)/75ポイント(50p+次世代メディアヒットp)

 超大人気曲「バラード」と両A面シングルで発売された楽曲で、東京電力CMソング、テレビ朝日系ドラマ『ハガネの女 season2』挿入歌であり、ウェディングソングの使用数ランキングでも上位に入るなどし、YouTubeで1800万回、Spotifyで700万回ほど再生されている。

購入:25万くらい? ストリーミング:推定3000万回 ユーチューブ:合計1800万回 

10位 ライフ イズ ビューティフル (2007/8)/75ポイント(25p+次世代メディアヒットp+セールス無しp)

 ゲーム『龍が如く 見参!』のエンディングテーマでアルバム『ケツノポリス5』の収録曲であり、現在ではYoutubeではMVが600万回、ライブが500万回、Spotifyでは600万回など人気が高い。

購入:-- ストリーミング:推定2500万回 ユーチューブ:合計1000万回 

11位 君にBUMP (2004/7)/65ポイント(50p+次世代メディアヒットp)

 週間2位を記録して35万枚を売り上げ年間15位となったヒット曲で、現在ではYoutubeでライブが400万回、Spotifyで500万回などとなっている。

購入:35万以上 ストリーミング:推定1500万回 ユーチューブ:500万回

12位 トレイン (2007/4)/50ポイント(35p+次世代メディアヒットp)

 JR東日本のCMソングで週間3位を記録し13万枚を売り上げ、YouTubeではMV・ライブ・CM映像などの合計で1000万回ほど、Spotifyでは500万回ほど再生されている。

購入:13万以上 ストリーミング:推定1500万回 ユーチューブ:合計1000万回

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