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2022

あけましておめでとうございます。めお(@meeowmiya)です。

2019年ぐらいからを振り返りつつ、2022年の活動について思うところを書いていこうと思います。

限界

私は2019年にリストラされた流れでフリーランスとして独立しました。有難いことに、安定して生活していけています。

周りが優秀な人ばかりの中、ようやく何かを成し遂げることができたと思えるようになりました。

一方で、なんとか生活を立ち行かせるために、長期にわたって精神的・体力的に自分に鞭打ってきました。

リストラされてなし崩し的に独立した「駆け出し期」、多少安くても無理難題だろうと、案件をひたすらをこなすことで「実績と信頼がなにもない状態」をどうにか抜けられました。

しかし単価、対応の迅速さ、スケジュール、すべてに関して「労働者」であるため、交渉の余地がありませんでした。

  • 土日でも当たり前にメールがくる

  • 「メール即レス」を当たり前に期待される

  • 「今すぐ対応」がいつ来るかわからない

  • 案件が急にキャンセルになる

  • 人を雇える余裕がない

  • スケジュールを交渉できず「受ける」「断る」しか選択肢がない

いつ仕事がくるかわからない、どれだけ時間がもらえるかわからないと「仕事を溜めない」ことが最優先です。その結果、どれだけ残業してでも「毎日仕事を終わらせ切る」を続けなければ立ち行かなくなりました。

しかし、この働き方には限界があります。私自身、プレッシャーと常に戦った結果、1年ぐらい眠れない日々が続いていました。そしてそれは、仕事にも影響するようになってきました。キャパオーバーになってくるとミスが目立ち、クライアントに指摘されることもありましたし、常に疲れが蓄積しているので、全体としてのパフォーマンスもだんだん下がる、という悪循環でした。

ターニングポイント

6月ごろ、幸い1年間贅沢をしすぎなければやっていけるだけの売上があったため、できるだけ休み、セラピーを受けながら仕事を進める中で「自分が無意識にこの結果を招いたのでは?」という疑問に行きつきました。

生き延びるためには常に働くのは仕方ないと思っていました。

しかし、人を雇う、単価を上げるなど、自分自身の仕事量を減らしても売上を上げる方法はいくらでもあります。むしろこっちの方が効率が良いはずです。なぜこんな簡単なことが思いつかなかったのか、実行しようとしなかったのか、いや「しないようにしていた」のか

正直なことを言うと、寝落ちするギリギリまでパソコンに向かい、何かをしている間は「ツライこと」を忘れられ、安心できるような気がしました。常に何かしていないといけない状況に自分を追い込むことで一種の快感を感じ、仕事で忙しいことを言い訳にしているうちは、自分自身と向き合うことを避けられました。倒れるまで仕事をすることよりも、自分自身と向き合うことの方がよっぽど苦痛に思えました。

"Income seldom exceeds personal development (収入はほとんど「人としての器」を上回らない)"と誰かが言っていました。半年間のペースを落としたこともあり、徐々に回復してきてはいるものの、体力的にも精神的にも限界が見えてしまった今、ここから先フリーランスとして活動し、同じ轍を踏まないためには「自分自身と向き合う」ことを最優先しないといけないな、と思いながら新年を迎えています。

2022年

長くなりましたが、ようやく2022年の話です。放っておけば勝手に仕事に「逃げて」しまうのはわかっていたので、楽しい形で「自分自身と向き合う」方法を11月ぐらいからずっと考えていました。

そして、2022年は、向き合いたい部分に1つずつ向き合う1ヵ月チャレンジを12個やることを抱負にしました。

  1. 30日間、睡眠を最優先した生活を送る

  2. 30日間、自分のためにお金を使う練習をしてみる

  3. 30日間、絶対に5時に仕事を切り上げる

  4. 30日間で5回、何かを断る(週イチ以上ペース)

  5. 30日間、やりたいこと(一時帰国)を最優先したスケジュールを送る

  6. 30日間、1日3回「やらなきゃ」を「まあいっか」に言い換える

  7. 30日間、パニックになるたびに5分間深呼吸&瞑想

  8. 30日間、自分の長所を5つ書いてから一日を始める

  9. 30日間、ビギナー教室に通い、下手でも安全な環境の存在を認識する

  10. 30日間、イライラするたびにその出来事のポジティブな面を書き出す

  11. 30日間で何かをマスターし、とにかく行動<効率的に行動と認識する

  12. 30日間、人の意見を気にせず生活する

とりあえず最初3ヵ月間のブレイクダウンはこんな感じで行こうと思います。

1月:30日間、睡眠を最優先した生活を送る

10-20代を積算すると、30日間眠り続けても足りないぐらい寝不足の借金をし続けているので、少しでも借りを返すのが第一の目的
また、睡眠不足で正常に考えられないと、そもそもの目的が果たせないため、コンディションを整えるのが第二の目的です。

生活のすべてを睡眠を中心に考えるイメージです。眠れないなら仕事も遊びも断る。夜寝るのはもちろん、昼寝も計算に入れています。

2月:30日間、自分のためにお金を使う練習をする

お金への恐怖が大きく、それなりに稼げるようになった今も身だしなみ、機材、何を買うにもめちゃくちゃ考えないと買えません。「お金がかかる」というだけで趣味も一向にできません。「質の良いもの」も買えず、常に安い古着かもらいものかユニクロです。

ただただやってみたいことだけでも、衝動買いでも、機材でも、1ヵ月間予算を決めて使ってみて、「お金を使うこと=コワイ」というマインドセットから抜け出したい、という目論見です。

3月:絶対に5時に仕事を切り上げる

とにかく仕事中心の生活で、仕事以外にアイデンティティがほとんど何もない生活を送っているのを見つめなおそうという試みです。仕事以外の時間を作らないと「仕事以外に何がやりたいか」も何もありません。5時に仕事が終わってしばらく持て余した先に余裕が生まれるといいなと思っています。

最後に

余談ですが、似た経緯で発信したツイートが過去最大の鬼バズりを記録しました。最初はこの記事を公開する予定はありませんでしたが、私のこれからの一年間の試みが誰かの役に立つかもしれないと思い、記事を公開するに至りました。一緒にやってみたい人、ぜひ一緒にためしてみて感想など教えてください。


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めお(meow)
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